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無礼面の音楽隊  作者: 杜下栄天
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ふざけるな‼ ふざけろよ!

 むかし〜むかしあるところに、主人もちの男がいました。

名前を「ロバ」といい、もう長年、根気よく、重たい袋を背中に乗せて、粉挽き所へ通っていました。

小さな頃からそんな事をしているものだから、礼儀も知らず、無愛想、学もこれっぽっちもないというありさまでした。

さて、ロバも20をすぎるという時に主人が賭け事にハマり金をすってしまいました。

食い扶持もままならない状況になったので、働き手達を手放すことにしました。

もちろん金は全額ベッドインしたのであげるものといえば、小麦粉しかなく。

しかも、ロバは若い方だったので取り分もかなり少ないものでした。

それを見て主人が可愛そうに思い、「こいつのせいなのにな‼」

昔仕事している横で吟遊詩人とか何とか云うやつからぶんどった楽器を与えました。

さて、ロバは無職になったわけですがこれからどうしていこうと思っているのでしょうか、、、


「よし、腹ごしらえもしたしブレーメンに行って、この楽器を使って音楽隊でもして稼ぐか‼」

なんとこの若者、無知なだけに考え方が甘えている、甘すぎる。

そして少なく見積もっても3日分はあったであろう、小麦粉を水で固めて焼くという脳筋レシピで一日分食べ終えたのだった。



このマジで救いのない主人公を救いはあるのか!  続く・

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