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歩み続ける毎日へ  作者: 辻 琉翔
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恋心と嫉妬

自分の気持ちに向き合えるって素晴らしいことです。

 きっといつかは誰かを好きになる時がくる。昔は「恋愛なんてしない」と声を大にして言っていた時期もあったが、時間が経てば考えも変わってくる。

 誰かの結婚報告を聞くと「私もそろそろ結婚したいな・・・」と考えることが多くなった。別に結婚願望が強くて急いでいる訳ではないから、「そのうち良い人が現れたらいい」と思っている程度だ。


 最近になって気になり始めた人ができたのか、特定の人物を目で追うようになってしまった。

「この人が好き!」という感情ではないが、その人と一緒だと安心するし、話をした後は「もっと話しておけばよかった・・・」と思うことが多くなった。他の異性と話をしていれば気になってしまうし、素っ気ない態度が見られれば落ち込んでしまう。


 こんなことを誰かに相談しようとも思っていないけど、時々その人の笑顔が脳裏を離れず私を苦しめた。

 時間が経つにつれてこの感情がストレスになってくる。他の人と話をしている姿を見てしまえば「私にはあんな笑顔なんて見せないのに」「私に声をかけてくれればいいのに」と思うようになり、そう考えてしまう自分が嫌になってしまう。

「きっと時間が解決してくれる。この痛みもきっと消える」そうやって自分に言い聞かせ続けてきた。恋愛感情に気づけない私は無意識のうちに自分自身を傷つけ続ける。


 趣味で始めたサークルで会う程度だが楽しみにしていたこの時間も徐々に苦痛になってくる。会える楽しみとは別の感情が芽生え始めてしまう。

 この辛さはいつ開放されるのだろう。私はいつ自分の感情に向き合えるのだろう。

 私はいつまでこの辛さに耐えることができるだろう・・・。

 最近はそんなことばかり考えてしまう毎日だ。

いつか実る日がくるといいですね・・・。

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