表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

ありふれた職業に選ばれるⅡ

投稿遅れてすいません!

僕の職業は農家(のうか)だった。

…正直、ちょっとだけ悲しかったかも知れない。

他のみんなは勇者だったり大賢者だったりするのに、僕だけ農家(のうか)

理不尽すぎる。

僕のステータスは、

_________________________

名前:一条 来世(いちじょう らいせ)

年齢:11才

職業:農家

筋力:102

知力:39

体力:100

魔力:50

スキル:農作Lv1

__________________________

そして滝沢さんのステータスは、

__________________________

名前:滝沢 涼子(たきざわ りょうこ)

年齢:11才

職業:魔法使い

筋力:21

知力:40

体力:20

魔力:200

スキル:水玉LV1 火球LV1 回復(ヒール)Lv1

__________________________

これでみんなとの差が分かっただろう。

僕の取り柄は体力と筋力だけ。

そのほかは、他の女子よりも弱いのだ。

「は〜〜」

「どうした?溜め息吐くと幸せが一つ逃げるぞ?」

「いや、僕それ信じてないからね?」

じゃあ、なんで溜め息なんかはいてんだよ?」

「いや、だって僕みんなの中で一番弱いかんね?分かった?僕が何に悩んでいるか」

「ん?強くなりたいならトレーニングすればいんじゃねえか?」

「あ、そっか。」

「忘れてたのかよwほら、行ってこい。いいニュース待ってるぜ」

「うん!」

ー1時間後ー

「………な”ん”で”だ〜”」

今の僕のステータスは元々のステータスとあまり変わらない。

__________________________

名前:一条 来世(いちじょう らいせ)

年齢:11才

職業:農家

筋力:150

知力:40

体力:200

魔力:52

スキル:農作Lv1

__________________________

上がったのは筋力と体力だけだ。

そのほかはほとんど上がってない。

「どうだった?上がったか?」

「筋力と体力だけね。それ以外はほとんど上がってないよ」

「いいじゃねえか、筋力と体力!俺なんか全然上がんないぞ?本当に羨ましいわ」

「え?そうなの?ちょっとステータス見してよ」

「ほい」

___________________________

名前:達也 良(たつや りょう)

年齢:11才

職業:勇者

筋力:50

知力:60

体力:64

魔力:73

スキル:聖剣投げLv1 呪い(カース)Lv1 凶剣士Lv1

___________________________

「………」(チーン)

「どうした?!」

「来世くーん!…って、どうしたの?!」

「知らん!急に気絶した!」

「あなた、本当に何もしていないでしょうね⁈」

「おう!来世、起きろ!」

「うーん…あれ?どうしたの?なんで滝沢さんがここにいるの?」

「よかったー気がついたんだね。急に倒れたから、びっくりしたよ!」

「あはは…ごめんね」

「なあ来世、今日はもう休んだほうがいいんじゃないか?」

「そうだよ!ほら、自分の部屋でゆっくり休んでね」

「う、うん。分かったよ。今行く」

(なんでだろう。僕だけ皆んなよりすっごく弱いんだけど)

「ふう、考えても仕方がないや。今日は休もう」

ベッドに飛び込んだら、急速に意識が薄れていった。

そのとき僕は気にしなかったが、後から大変な事に気付いた、来世であった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ