↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

~終末―ボクノセイ―~

今回で最終回です。

主人公は生きるのか、死ぬのか。

クライマックス……!!

 「……理雄……!!」

「……!!」

誰かに呼ばれ、僕は目を開ける。そこにはずっと会いたかった星奈がいた。

「星奈……星奈なのか……?」

「うん。そうだよ。会いたかった……理雄」

「僕も……会いたかった……!!」

僕は勢いで星奈を抱き締める。

「わわっ……!! もう……理雄ってば……」

星奈は慌てるも、笑って僕を抱き締め返してくれた。

「僕が星奈に会えてる……ということは……死んだのか……? 僕……」

そうだ、僕は車にはねられて、自殺を図ろうとした。きっと大怪我しているはずだ。星奈は表情を曇らせて

「……貴方は今、生死の狭間にいる。可能性は五分五分……。生きることも死ぬことも可能。……私は貴方には生きて欲しい。会えないのは寂しいし……辛いけど、私のせいで貴方の人生を台無しにさせたくない……」

そう言った。僕は星奈のいない世界では生きたくなかった。彼女の気持ちも分からなくはないが……もう生きることに疲れたんだ。

「……星奈がいない世界では生きたくないよ。だから僕は自殺してまで……お前の所に行きたかったんだ……」

「理雄……でも……」

「あっ!! 理雄兄さんだ……!!」

向こうから香ちゃんが走って来た。

「おー、香ちゃんもいたのか!!」

「うん!! 此処にいたら、またお兄さんに会えるんじゃないかって思って!! 会えて嬉しい!!」

香ちゃんは僕を抱き締める。

「ちょっと香ちゃん? 今、私が理雄君と話してるんだから……」

星奈は頬を膨らませる。相変わらず嫉妬深いなと僕は笑った。

「星奈。僕は此処にいたい。現実に行っても辛いだけだ。両親も死んでるし……誰もいないから。……僕は星奈を支えるって、恩返しするって決めたんだ。だから……此処にいる!!」

そう言うと、僕の視界に映る世界が再び色付く。そこは花畑だった。

「……そっか。理雄がそこまで言うなら……私はもう止めない。理雄……これからもずっと一緒だよ!!」

「ああ」

「わーい!! 揃ったね!! またいっぱい喋ろう!!」

「そうだな!!」

こうして僕は「死」を選んだ。これは不幸の死なんかじゃない。幸福の死。僕にとって、この「死」は「生」だと思うんだ。だって皆がいる。独りじゃないんだと。僕は星奈と香ちゃんと共にこの世界で“生き続ける„。


 ピッ…ピッ……ピッ…………ピッ……ピーーーー……。

「……心肺……停止……」

医者がある男性の状況を告げる。酷い怪我だった。大量に出血し、体中、打撲していて何本も骨が折れていた。青白い顔だった。だが、その顔は穏やかで笑っているようにも見えた。

「……4月12日、午後2時41分。御臨終です……」

そして、男性の死亡が確認された。その男性の死に一人の女性が泣き崩れた。

「ごめんなさい……ごめんなさい……!!」

30~40代の女性だったという。


 後日、新聞にそのニュースが載った。過去に何度か事故が起きている交差点でまたもや事故。死亡事故で、ある男性が病院に運ばれたが、4時間後、死亡が確認されたという。男性の名前は……


西川理雄 18歳


そう書いてあった。残酷な事故に心を痛め、交通人の内の何人かが花束を供えた。その様子を星奈と香と三人で見ていることも知らずに。

『僕のために……そんなことしなくてもいいのに……』

そう言って、理雄は花束を眺めた。すると、ある女性が花束を持って歩いてきた。理雄は慌てて姿を消す。30~40代の女性だった。

「私のせいで……ごめんなさい……」

今にも消えそうな声で呟き、涙を零す。さすがに理雄は心を痛めた。

『……僕は……』

その様子に星奈も悲しく思い、涙を堪え、理雄の肩にポンッと手を置く。

『……仕方ないわ。大丈夫、理雄は悪くない。……行こっ?』

『そうだよ!! 理雄兄さんは悪くないよ!! それに、私はどんなお兄さんも大好きだから』

『香ちゃん……』

『もちろんよ。私も理雄が大好き。どんなことがあっても……』

『星奈……。ありがとう……本当に。僕は……三人といれて、幸せなんだ。それに、今更……言っても遅いし……僕は現実を生きたくなかったんだ……。さ、行こうか』

『うん』

『行こー!!』


『『『あっちの世界(永久の楽園)に』』』


―終―

この度は「無色世界―僕の生―」を読んで下さり、ありがとうございました。僕のつまらない人生話はいかがだったでしょうか。あ、今回は著者であるリルン氏の代わりに僕、西川理雄が語りたいと思います。


さて、僕は最終的に自殺を図ってしまいましたが、僕が言うのもアレなのですが、自殺は駄目ですよ。僕もあれから後悔したのです。犯人として登場した女性のことが気がかりです……。僕はあっちの世界で星奈と香ちゃんと三人で暮らしていますが、死んだからって、幸せになるとは限りません。不幸になることだってあります。だからこれは僕のお願いであり、著者であるリルン氏のお願いでもありますが……思いに任せて、自殺はしないで下さい。僕が言える立場じゃないのですが……。


~雑談~

理雄 まぁ……リルン氏も実は自殺願望がある時があったそうですが。


星奈 ちょっと理雄!! それは言わない約束でしょ? 後でリルンさんに言っておくわ。


理雄 あっ、駄目!! 星奈、僕が悪かったって!!


香 あー!! 今日も言い合ってるねー!! 二人共、ラブラブだなー!!


理雄 か、香ちゃん……からかうのは良くないよ!!


香 あは、照れてる理雄兄さんも可愛い!!


理雄 ……///


星奈 ちょっと? 理雄に口説かないでくれる? 私の彼氏なんだから!!


香 あー嫉妬してるんだー!!


グダグダ……



失礼しました。大きく外れました。こうやって色々言い合ってるんですよ……。気を取り直して……。読みにくい箇所があったりなかったりで、さらに更新が遅れてしまったりで、申し訳ありませんでした。リルン氏曰く、時間がなかった&ネタ切れだったらしいです。こんな調子ですが、またリルン氏の小説を読んでやって下さい。


最後になりますが、この小説に関わった全ての方に感謝しつつ、後書きとさせて頂きます。ここまで読んで下さり、ありがとうございました!! リルン氏、一言!!


リルン え、あたしが締めるの? ええと……また別の小説で御会い出来たら嬉しいです!!


理雄 リルン氏、ありがとうございました!


リルン ところで理雄君……あの件……。


理雄 いいい言ってませんよ!?


リルン 言ったね? じゃあ後でお仕置きね?


理雄 やめてくださいー(´;ω;`)


リルン という訳で、理雄君&リルンでしたー!!


理雄 ……結局またグダグダですね……(小声)


ー後書き 終ー

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。