卒業式
今回はむっつりイケメンは出てきません…すみませんm(_ _)m
御手数ですが誤字脱字等々がありましたらお伝え下さい。
「はぁはぁっ」
おはようございます。私藍塚奈乃芭は只今絶賛猛ダッシュ中です!ダッシュしている理由?それはもちろん遅刻しそうだからです! あっ学校にはもう着いてるよ、だけどねこの学校人数少ないくせに無駄に校舎がひれーんだよ!
歩いて教室まで行ったら3分はかかるね!!もう体育館にスタンバイしてたりして……
あっ!やっと教室だ!!
私はいきよいよく教室の扉を開けた。
ガラガラバンッ!!
「うっ!!」
まだ皆教室にいたみたいです…ね…でもね…私教室の扉をいきよいよく開けたでしょ?だからね、
皆の視線が痛い!!
じーーて皆見てくるよ! 先生は…あの顔はたぶん呆れてるね…
先生は自分の顔に片手当てて顔を左右のふってる…
「藍塚ー卒業生が卒業式に遅刻するなんていい御身分だなそして扉は静かにゆっくり開けろ、お前のせいで扉が痛い!!って泣いてんじゃん後で謝っとけよ。そして俺にも謝れ。」
「…………何故ですか?先生に謝らなきゃいけない理由が分かりません!50字以内で的確にのべてください!」
「先生良いこと話してたのに藍塚が騒がしいせいで最後なんて言おうとしてたかわすれたからです」
「成る程成る程…さすが国語担当の先生ですね。50字以内でのべてますね。ですがそれだけでは理由としてはちょっと不十分ですね。先生が言おうとしてたことを忘れたのは私のせいでもあるかもしれませんが先生がもう歳だということもあながち間違いではないと私は思います。あと「あーもういい!分かった!分かったから藍塚、席につけ」
「ですが先生があやま「謝らなくていいから席につけ、」
「………はい」
(作戦成功♪相変わらず言葉責めに弱いなピッコロ←(担任の田中先生のあだ名)は。まっそのおかげでねちねちお説教は免れたけどね♪ラッキーラッキー)
私が席に着くと先生はゴホンゴホンと咳払いをして自分で言っていた『良いこと』とやらをまた語りだした…
隣の奴をチラッと盗み見ると…『もううんざりです!』って顔をしていた(笑)
(ピッコロ←(田中)どんだけ長い時間語ってんだろ)
そこから10分はピッコロ曰く『良いこと』を聞かされた…
(走って来なきゃよかった…)
ピッコロの語りが終わるとすぐに教室移動が始まった。
そして体育館にスタンバイするとすぐに式が始まった
(ピッコロが長々語るから…(ブツブツ…))
式は意外と早く終了した。あっという間だったなぁ〜などと考えていると…
「奈乃ーーー!!」
「ん?どったの?グフッ!!」
名前を呼ばれたと思ったらドンッ!!と背中にナニかが体当たりしてきた…い…痛い!!
「ち…ちょっと…梅?すげー痛いッス!!…梅、泣いてんね。セーラーに鼻水付けないでね。」
「付けないよ!!うぅ〜奈乃はなんで泣いてないの〜!!もう皆バラバラになっちゃうんだよ?悲しくないの?」
「う〜ん…まぁ悲しいっちゃ悲しいけど泣く程悲しくはないかな〜」
「薄情者!!」
「い…いきなりどうした!だって梅とうちは一緒の高校じゃん!!」
「だけどね、私たちが行く学校は市内の街中だよ!しかも私は寮生活なんだよ!もうめったに皆と会えなくなるんだよ!」
「大丈夫、大丈夫!!高校に入ったらもっと沢山友達ができるし!」
「………それもそうだね!!あ〜!!高校楽しみ!!」
「……………(苦笑)」
おいおい!さっきまでの涙はどこやった!!相変わらず切り替えが早いな…まぁそこが梅の良いところでもあるんだけどね。
そんなこんなであっという間に時間がたっていき 気ずいたらもう夕方になっていた…私と梅は2人で教室に残っていろいろ話をした。
「ねぇ?奈乃ーなんか今日時間が過ぎるのが早く感じたね!!」
「うん。そだね!!あっという間だったよ…ほんと…」
「3年間あっという間だったなぁ〜中学楽しかったね!!」
「高校生活はもっと時間が過ぎるのが早く感じると思うよ!!高校もきっと楽しいよ!!」
「4月早く来い!!」
「あっ!もうこんな時間だうちもうバス来るから帰らなきゃ」
「そっか〜じゃぁ帰ろっか」
「うん」
話ながら廊下を歩いているとあっという間に下駄箱までたどり着いた。
(来るときはあんなに長く感じたのに…ほんと不思議だよね…)
「あたしチャリだから!じゃぁね!!奈乃」
「うん!バイバイ」
梅と別れてバス停に立つとすぐにバスは来た。
次回はむっつりイケメン出てきます!!皆さんむっさん←(むっつりさんの略)がどのような動きをみせるかこうごきたい!!