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いらぬ考察と根本的問題

いらぬ考察に根本的問題~ハーレムって?~

作者: 末吉

こんなグダグダでわかりにくい文章を読んでくれる方、感謝で涙が溢れそうです。

やぁ、『俺』だ。昨日の今日でいくらなんでも早いと思うのだろうが、そこは作者にものを言ってくれ。俺はただ代弁するだけだから。


………自分で言ってて悲しくなったな。他に何かやらせろ。


「何がいい?」

「物語の主役にでもさせろ」

「名前すらないんだけど」

「そこは何とかしてくれ」

「……考えとくよ」


なんか交渉が成立した。ひょっとすると、『俺』が名前を持ち別な作品で登場するかもしれない。何気に感謝だな。



と、ここまで前置きが長くなったが、今回も作者が何か言いたいらしい。

それがなんなのかというと。



「ハーレムってさ、結構不思議なことが多いよねー」



………ということ、らしい。


一体どういうことなのだろうか?なんて疑問に思ったが、とりあえず代弁することにする。


こういうことらしい。


例えば、よく登場人物の中で、『主役』と呼ばれる人物を囲む不自然なほどの「美」少女たちがいるというのは一体どういうことなのだろうか、とか。


ふむ。確かに、他作品でも読んでいてヒロインは美少女が多い。というか、主役である人間を囲むように出てきている。それに、この作者だって美少女ばかり出している(ロクな描写もできず)。


まぁ作品として盛り上げるならばそう言うのが必要なのだろう。しかし、よくよく考えるとそういった美少女達は良く何かしらに巻き込まれ、それにつられて主役も巻き込まれる(もしくは進んで首を突っ込む)ことがある。


昨日、『小説というのは究極のご都合主義』という考えを述べたところなので、これもある意味ご都合主義に入るのだろう。


ここまではいい。


だが、主役がそれを解決した時にその少女たちに恋愛感情が芽生えるという図式が成り立つ。ここで問題がある。


そう言うのはいわゆる『吊り橋効果』と呼ばれる現象なのだ。悪く言うと、一時の気の迷いと言える。

それで主役をずっと愛せるのかということに、作者が疑問を感じているのだろう。


『恋は一種の熱病。だが、いつかは解ける。』などと誰かが言ったことがありそうな言葉(もしくは作者が考えた言葉)があるように、一途に人を愛するというのは難しいことなのだ。そんな難しいことを小説ではやっている。


それに、結婚したいとか考えている場合もあるが、まだ結婚できる年齢ではあるまいし(法律の設定がどうなっているのか知らないが)、そう簡単に決めていいものかと考えているようだ。


………今更だが、作者がモテないから僻んでこういうことを『俺』に代弁させているのではない。単純な疑問、それの考えを知らせたくて、こうしているのだ。


ここまでの話でだいぶ脇道にずれたのでいったん置いておくとして。


…さて、ハーレムの話題だったな。ったく。作者がちゃんと考えをまとめずに代弁させるから…。


「悪かったね」

「悪いと分かっているならちゃんと考えをまとめてからにしてくれ」

「それは無理だね」


殴りたい気持ちがわきあがったが枠が違うので我慢して。


話を戻そう。というか、ちゃんとハーレムについて代弁しよう(今までのはなんだと訊かれると、一種のハーレムに出てくる人物についての考え、ということで納得してくれ)。


もうひとつ例を挙げるとすると、よくハーレム展開の小説があるが、その時に思うのが、『嫉妬時の態度がここまで恐ろしいのに、どうして主役は嫌いにならないのだろう?』だ。


というより、そもそも嫉妬時に主役に対してえげつない暴力や制裁などをするヒロインたちが多々いるが、それがどうして許されるのか?という疑問の方が先だろうか。俺は知らんが。


それじゃ先に、『嫉妬時に主役に対してえげつない暴力や制裁などをするヒロインたちがどうして許されるのか?』という疑問について、作者の考えを代弁させてもらおう。


作者が考える大まかな可能性は二つ。


主役が「それはしたかがない」と分かっているのか。主役もその子が好きだから何も言わないのか。


……主役がMなのではないかと考えていた様だが、余りに可哀想なので外したらしい。


では一つ目の『主役がそれをやられる理由を分かっている』について。


これは、天然ジゴロじゃない限りあてはまるのだろうと思っているらしい。


二つ目の考えはどちらも当てはまるのであろう。


となると、ハーレム要員の彼女たちが嫉妬するときは余りにも恐ろしい罰が待っていそうで怖いのではないのかと思ってしまう。


では次に。『どうしてそんなことをして主役が嫌いにならないのか』。


これは、単純に先ほどの『主役もその子(達)が好きだから』が当てはまると考えているらしい。

……もしくは、彼女たちが自分のことを嫌いだと勘違いしている場合(天然ジゴロのみ)。


う~む。こうして読み返してみると、余りにもごちゃごちゃしすぎて気持ち悪い文章だな。


「…本当にゴメン」

「謝るなら作るな」


とまぁそろそろ俺があきたので、まとめさせてもらおう。


結局のところ、ハーレムというのは互いに愛し合っているから成立し、ライバルたちと協力などをしながら形を保とうするものだ。


「あの、私の言葉を奪わないでくれませんか?」

「急に戻るな」


以上。ぐっだぐだになってしまったが、作者の言いたいことが理解できただろうか?


とどのつまり、こういうことなのだろうが。



「ハーレムって、優柔不断な人の愛の形だよね」





……最後の最後でなんてこと書きやがった、バカ作者。絶対に理解できる人間がいないぞ。というか、読んでくれる人が居ないぞ。


「え?」


真顔で聞くな。



ヤレヤレ…。次は『どうして作者は登場人物たちに楽をさせないのか』と書かせようかな。


「いや。書くとしたら、『正義と偽善って?』だよ」


次回作の構想を考えるならこれをちゃんとまとめろ。


「……申し訳ございません」

「だから謝ればいいってもんじゃねぇ!」

思いっきり批判来い!!待ってるぜ!!


……なんて、意気込んでみました。

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