空腹なわけだが…
次から魔物になるかも!?
俺は無事転生できたようだ。見るとそこは洞窟だった。
「まぁ無事転生できただけいいか。ってなんでよりによって魔物が出そうな洞窟なんだよ…。」
言ってるそばからなんか出てきた。
スライムっぽいやつだ。
「スライムか? っふ!スライム如きなら素手で…」
プッシュ~
え… なんか手が焼けてるんですけど…
「痛いぃああああぁっぁ」
スライムが酸を吐いてきたのだ。
この手の痛みは火傷とは違う痛さだ。現実世界では味わう事のない痛みだ。
「くそー。スライムめ。潰してやる!」
かかと落としを決めると見事に倒れた。
「ん?」
スライムは白い輝きに包まれた。そしてスライムの体は消え、なにかが落ちている。
道具;スライムゼリー
何に使うのわからん!っかその前にこの手の痛みをどうにかしたい。
[スキルを獲得しました] 酸耐性LV1
痛みがすごく軽減された。
ええ!?もしかして耐性スキルって簡単に手に入れられるんじゃね…。
空腹耐性とかそのまんま、空腹になればゲットできるような…
「ここにいてもしょうがない。歩くか。」
1時間後 「なにもない…。」
2時間後 「なにもない…。」
4時間後 「なにも起こらない」
こうして9時間後の出来事であった。
「空腹耐性のおかげでお腹が空く速度は遅いけど、お腹空いた…。」
こうして食料を探す旅が今始まる!!
~完~ アンズ先生の次回作にご期待ください。
なんてバカな話はやめて、真面目にお腹空いた。
「もしかして俺、空腹耐性あるのに餓死するんじゃね…?」
~第一の危機が今訪れる!~
次も期待してね❤