転生したわけだが…
りん「な、なんで空腹耐性なんだ!?普通 成長ボーナスとかだろ?空腹耐性ってなんだよ…」
俺はかなり落ち込んだ。なぜなら他の奴らは…
「よっしゃ俺錬金術ってスキルだ!」「私は成長UPボーナス!!」「俺は重力魔法だって!」
周りがこうなのである。でも1つ可笑しいな。
俺のステータスなんか1つありえないのあるよな。
賢さ;9999
え…?なにこれ桁違いすぎだろ。他の皆もこれくらいなのかな…?
アンズ「どーかしたのー?」
リン「アンズか、いやぁスキルがちょっと…」
アンズ「どんなスキルなのー?」
そう聞かれた瞬間だった。
王様「スキルは受け取れたかな?諸君には魔王を討伐するグループと龍神王を討伐するグループにわかれてもらう」
確かこのクラスは全員で31人だったな。確かだけど…
クラスの男「どこに転生されるんですか?」
王様「ワッサン王国と我の国 シュレイ王国の二つに分かれる。」
王様「ちなみに15人ずつで分かれてもらう!」
え、何?つまり一人余ると…
クラスがざわめきだした。
王様「何?一人余るだと?なら一番弱い奴を捨てればいい。」
そう言った瞬間だった。あれなんで皆俺をニランデルノカナワカラナイ。
「お前スキルなんだ?」
リン「く、空腹耐性です…」
クラスの奴らが笑い始めた。
「お前現実でも異世界でも雑魚で、無能、で役に立たないんだな。笑いもんだぜ。」
アンズ「ちょっと待って?リンだけ残るのはかわいそうだよ。私も残る!!」
アンズはそう言ったが、無理やり連れてかれた。
王様「決まったかな?それでは転生するぞ」
白い輝きを放ち、姿が消えていく。
俺以外の人は全員転生された。
リン「俺はどうなるんですか」
王様「貴様に用はない。適当に転生してやる。」
ちょっとほっとした。俺も転生されるのか。
え…適当…?
リン「適当ってどう言うことですか!?」
俺も白く輝き皆と同じように転生された。
この時俺は心の中で誓った。
「「あいつらを絶対に見返してやる…!」」
この後、リンが歴史に名を刻むとはまだ、リンも、王様も、神すらも、
誰も気づくはずもなかった。