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転生したらしいよ?  作者: 田舎モン
プロローグ
1/75

始まり

初投稿です。

まあ拙い文章力と在り来りな作品ですが、よろしければ御覧下さい



俺の人生は、呆気ない程簡単に幕を閉じた。



どこにでもいる会社員、それが俺だった。


普通に地元の一般大学を卒業して、普通に採用された一般会社に就職して、何の面白みも無い普通の生活を送っていた。


夢なんて無かった。


周りの奴らが夢を語っている中で、俺はただただ黙って聞いているだけ。


冷めてる奴、それが周りからの俺に対する認識だったと思う。


まあ最初から、幼い頃からそうだった訳じゃ無い。


夢……そんな大それたものじゃないがファンタジーの世界、所謂〈異世界〉と言われるものに強い憧れがあった。


現実には無い、御伽話の世界。


でもそんなもの存在しない。


だから諦めた。


諦めて、つまらない人生を送っていた。


それが何の前触れも無く終わりを告げた。




会社から帰る途中、雨の降る日だった。


歩道を傘をさして歩いていた俺に、雨でスリップしたトラックが突っ込んできた。


突然のことに避けられなかったし、避けようとも思わなかった。



(あぁ、ここで死ぬんだ……)


我ながら他人事の様に思うが、実際その程度にしか感じなかった。


目の前がトラックのライトの光で埋め尽くされ、凄まじい衝撃を感じたのを最後に意識が途絶えた。




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