ストーリー2 彼女と俺と嫉妬と事実
こんちは 純恋に「鶴来のどこがいいのか」と聞いてみたら「え、何でそんなこと聞くの? うーん… 優しくって、頼りになるからかな~ それに意地っ張りなとことか可愛いし」
カワイイそれはどういうことだーーーーー 要するに俺の入る余地は無いってことかーーーーー
いいや、入る余地があっても純恋は「ごめん 忙しいから無理」と言うであろう。
実は俺は一度形上振られてる。正確には「大地のことは友達としか思えない」である。
こんな不利な条件でどうしろと言うのだーーー
確かにスタイルも運動神経も性格も俺より鶴来の方が上だ だけど諦めない いいや諦められないのだ。そして、最近気付いたが、鶴来と純恋が仲良くなると何故か純恋が俺に冷たくするのだ。
―翌日―
放課後に純恋を呼び出して聞いてみた 「最近、俺に冷たくしてない?」
「そんなことないよ。 でも鶴来が嫉妬するから控えてはいるかな~」結局は彼女は鶴来を重視しているようだ。 …待てよいいいいいま つつつっ鶴来って呼んだ?
一週間で笹岡くんから、鶴来だとーーーー
俺は下の名前で呼ばれるまで1年と数か月だったのを、一週間だとーーーー
こうして俺は鶴来を許せなくなった。