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第12話 出会い3

自分の持つ最高食材をさらっと拒否されたゴブ。


「ゴブ」(これならどうゴブ?)


革袋から果実を1個取り出した。

しかし渡そうとした途中で腐っていたのかゼリーのようにぼたぼたとこぼれてしまった。


「・・・」

「・・・」


無言で5秒ほど見つめあった。


「ゴブ~」(何か食べれるものを探してくるゴブ)


面倒だがしょうがない。こっちに来て始めて意思疎通が出来た貴重な人材ゴブ。

せっかくケガから回復させたのに空腹で死なれたら大変ゴブ。


川には結構大きな魚が泳いでいるが獲れても調理が出来ないしな~。

弱った体に生魚はちょっと厳しいか。


仕方ない木の実や果実を探そう。

しかし辺りをぐるっと見渡しても簡単にそれらしい食べ物は見つからない。

簡単に見つかれば森での生活が苦労しないよな・・・


しかーし、オレには元日本人の知識チートがあるのだ!

聖魔法レベル4 結界 を応用して探索してみよう。


「ゴブッ」(サンクチュアリ!強度微弱、範囲500mぐらい!)


結界。と唱えても発動するがここはあえてカッコつけてみました。

レーダーのように瞬間的に結界を生成し、触れたモノの情報を読み取ってやる。

フフフ、オレは転〇ラだけでなくハンター×ハ〇タ-も愛読していたのだ。

500mかどうかは知らんがかなりの大きさの結界が広がった。


「ンゴブッ!」


すさまじい情報量で頭をハンマーでしばかれたような衝撃が襲った。

いや、今までハンマーで頭をしばかれたことは無いけれども!

そしてまた強烈な日焼けしたようなヒリつく痛みが全身をつらぬく。


これはもうあまり使わない方がよいゴブな。

でも少し離れた崖下に果実のなった木を発見できたゴブ。


ふらふらと歩いて行く。

岩肌に隠れて上からは見えないところに生えていたのか。

これでは普通に探して見つからないゴブな。


「ゴブ」(簡易鑑定)


ポロンの実 非加熱食用可


よしっ。いきなり新鮮な食べ物発見!

手の届く位置にある色の濃い目の果実を1個もぎ取って食べてみた。


甘い・・・のかな?少しパサついているが味わいはりんごに近い。

うん、おいしい・・と思う。

地球の果物は長い時間をかけて品種改良されて味も食感も糖度も洗練されていただろうからな・・・少し物足りない感じがする。

農家およびに農産物研究者の皆さんマジ感謝だわ。


オレは1個全て食べ終わり2個目を食べ始める。

これはこれで素朴な味で悪くない、こっちにきて初の甘味だしな。


3個食べるとお腹がいっぱいになった。


「ゴブッフ~」(もう満腹で食べられないゴブ)


何か重要なことがあったような気がするが満腹で眠たくなってきた。

ゴブリンになってから色々むずかしいことを考えると眠たくなるのだ。

知力1はだてじゃないぜ。


とりあえず少し寝てから考えるゴブ。


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