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9-17 星影百合の秘密17

 まず、【秘技 同調世界】で、麗子の作り上げた環境に入り込んだ最強の百合は、その何でもない普通の日本家庭の家族団欒の、その場にいた。


すると、


「これは、昔、私が感動した3人の親子の夕食の会話ね。以前の演技に未熟な私が感動したものであっても、今のこの大女優に成長した私には、ただの会話劇以上の域を越えることはないわ。」


 だが、それは、まだ一言もセリフを発せられてはおらず、最初、父親が言った、今日は、どうだった?と聞いた言葉から、その雰囲気は、少しだけ変わっていった。そして、最強の百合の表情も変化したのは、次からであった。


というのは、さらに、その次の、女の子からのセリフを聞いた時であった。


 まず楽しかったよ、と本心を語るも、すぐに、実は、失敗してしまい、それを言わなければならない、という、うしろめたい気持ちの表現が、会話の冒頭から感動の幕開けであった。それも、こんな小さな子から発せられる、この表現力の見事さに、一度見ていた最強の百合に注目をさせた。


 だが、これは、まだ序章に過ぎない。


 すると、恐る恐る、大変なことをしたという、その申し訳なさそうな態度が、それは絶妙な気持ちの表現なのであった。


 そして、その申し訳ないという正直な気持ちを暖かい気持ちで包み、慰める両親の演技も素晴らしい。このたわいもない会話での家族3人思いやりが素晴らしくて、その映像を見ていた麗子などは、こう感じていた。


「3人とも素晴らしいのは、もちろんだけど、この子役は、まさに、ここでの主役だわ。」




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