9-13 星影百合の秘密13
これは、間違いなく、【奥義 演技衰退】を始めている。その変調波動に間違いはない。それも、その変調波動の大きさは、かつてない信じられない規模であった。
これは、女優たち全員、120人にしかけるつもりだわ。恐るべし主技の力よ。
しかし、それが始まると、麗子は、共に会場にきている吹雪すずめに目配せをすると、最強の百合の脇まで進みでた。
すると、最強の百合の顔色が変わっていった。
「これは、いったい!どういうこと!【奥義 演技衰退】は、ベテラン女優たちの、それぞれ特化した才能を探って、その特化した才能を砕いて自信喪失させるのが、1番の目的のはず。だけど、ここにいる女優たちには、特化している才能なんて微塵も見当たらない。ベテランでも大物でもなんでもないわ。全員、顔がそっくりな偽物ね!こんな、クズのような女優ばかり集めてきて、このイベントそのものが偽物だわ!麗子!あなたの仕業ね!」
「驚いたわ。そこにいる女優たち全員の素質を、こんな一瞬で見抜くとは、さすが、自身を最強と名乗るだけのことはあるわ。そこまで、すぐに見抜くとは思わなかったわ。」
「ということは、このイベント自体が偽物。つまり、私を呼び出すための、偽イベントね!たわいもない、ふざけた計画ね。だからといって、ここから何ができるというの。いったい何をしようというの。実にくだらないわ。こうなったら、もう容赦しないわ。みてなさいよ!」
すると、呼吸を整えると、その手足を大きく広げて、それまでにない規模の変調波動を放出し始めた。
「これから、めったにみられないものを見せてあげるわ!【最高奥義 無限破壊演技】よ!この会場にいる者たちに、現実には理解できない情報を脳に送り込んで、全員、1人残らず、廃人になるがいいわ!」
麗子は、慌てて、吹雪すずめに声をかけた。
「私と一緒に、主技の変調波動を抑え込むの手伝って!消すことは、無理だから、とりあえず、広がるのを遅らせるのよ!」
そして、麗子は、
「それから、あやめ、例のもの、頼むわよ!」
「オッケー!」
すると、、、、
【 ガッシャーーーン!!!】




