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5-22 映画 「少女歌人の恋」22

すると、ソフィアに、笑顔で微笑みかける、大門監督、

「さて、それでは、今の2回目のパターンで、撮影、始めるわよ。」


 撮影は、小野 おのゆうが、物語の中で、起こる出来事に、その時々、リアルに感情をあらわにする時、和歌を詠む、という流れが続いていく。


 その後、撮影は、順調に進み、ソフィアが秘流の伝承者となって、公の場で、その力を初めて発揮する機会となった、そして、撮影は、無事に終了した。


 すると、大門監督を始め、スタッフたちも、これまでになかった、和歌の世界を映像の中で体験する映画を初めて作り上げたことに、非常に満足であった。


 そして、いよいよ、この映画の出演者や、スタッフ、関係者たちは、一般公開する前に、完成した作品を試写にて、初めて鑑賞する時がやってきた。


 あらためて、その作品「少女歌人の恋」の物語だが、そのストーリーは、なんということはない日常から始まった。


 ここは、江戸の町。どこにでもいる1人の町娘、小野 おのゆう。その、大工の1人娘は、母のいない父との2人暮らしで、家庭のことは、娘がすべて1人で行なっていた。裕福ではないが、とりあえず、職人としては、腕の立つ、名の知られた大工の父との生活は、幸せであった。


 そして、近所にある呉服屋の後継ぎの辰巳 涼真たつみりょうまと、その店に奉公にきている志乃と3人、時々集まっては、たわいもない話しをすることが楽しみだった。


 そんな、どこにでもあるような日常のストーリーが始まった。


 だが、そこに、1つ、この作品に大きな特徴として、あることが、この物語には、華を添えている。それは、ゆうは、幼い頃から、和歌が好きで、もちろん、昔からの著名な歌人たちのものにも惹かれるが、自らも、物語の中で、その時の心情や、感想などを、和歌にして詠んで、その心情の表現を独特の世界観を作り出すことで観る者を魅了している。


 試写にて、このシンプルな一本の映画として、鑑賞している監督たちは、この映画のタイトルからも、その主人公が和歌を詠むシーンが、特に強烈な印象を残していることに、特に注目しながら、あらためて鑑賞していた。


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