(スマホの)夜会編 第3話 栄一氏ターボーとパーマー氏(亀田課長)
栄一氏ターボーとパーマー氏(亀田課長)
亀田課長の好きそうな話、また見つけたわ。
昆布とそろばんの次は、そろばんと噴水かしら?
「水道インフラと金融インフラが交わる本流、それが大通西三丁目にあった。」
「大通西3丁目、噴水あったね。春になったら、花壇もきれいよね。」
「噴水に仕掛けがあるの?」
「種を見せているのよ。それが、仕掛け。」
「もったいぶって…。」
「大通り、防火帯なんだって。」
「昔は今以上に火事が怖かったのよ。」
「地震、雷、火事、おやじ、だからね。」
「日本初の近代水道は横浜。それを構築したパーマー氏が、次に向かったのは?」
「札幌。」
「近代水道と噴水、つまり水場…これ以上の火事対策、ある?ターボ。」
「ターボ…拓銀、拓殖銀行。」
「一万円札の渋沢栄一も、大通りの拓殖銀行設立に尽力していたのよ。」
「パーマー氏と栄一、同じ時期に日本に来ていたのよ。」
「ジンギスカン、大通りで食べてたかな?」
「金融インフラと水道インフラ、大きな源流が大通りビッセの噴水あたりでぶつかり、広がり、日本中へ。」
「きっと、札幌で得たことが横浜にもフィードバックされたんだろうね。」
「亀田課長に話したら、目に浮かぶわね。」
「君たち、知ってるかい?」
「いつもの、あれね。」
「亀田放送で広まるわ、きっと。」
そういえば、火事になったら、すぐバケツリレーできるでしょ?
もしかしたら、栄一とパーマーが防災訓練をしていたのかもね。想像だけど。
ところで、札幌の噴水の仕掛けって、何か具体的なエピソードがあるのかしら?
パーマー氏の顔、見たことないけど、もじゃもじゃ頭を想像すると、だんだん亀田課長に見えてくるのよね。
小芝居してくれないかしら?
持ち上げれば、きっとやるわね。
近代水道による防火、職員の健康管理、大通西3丁目に築かれた日本貨幣の信用…
積み重ねてきたんだよ。君たち、知ってるかい?




