77.家族旅行に参加するようです その3
危なかった・・・・。
フィオナさんもメロリエッタさんも変身できる。
二人ともコピと同様に赤いランドセルが似合うキッズ美女に変身した。
ロリコン趣味ではないので、女児がいくら誘惑してきてもオイラは響かない。
大体外見キッズで口説き文句が大人ってどうよ?
冷静になれたおかげで、連行される途中で、5号車ラウンジに瞬間移動した。
そう、最初から念じるで瞬間移動してれば色々と避けられただろうにオイラ!
まだまだだなぁ。
ラウンジで誰かがピアノを弾いている。エマだ。
この旋律は、アニメ映画の曲で、確か駅で再開するときに流れるあの音楽だ。
思わずうっとり聞き入ってしまう。
気が付くとグラスワインが目の前に・・・なにやってんの長官・・・
白い制服を纏って給仕してる。
「娘とのひと時に彩を添えようと思ってな」
やがて演奏が終わり、エマがグラスワイン片手にやってきた。
「やっと二人っきりになれた。善君、全然相手してくれないんだもん。」
いや、それは違う。断じて違う。フィオナさんに振り回されっぱなしなんだ。
「エマ、そんなことは無い。今エマの前にいるじゃないか。」
惹かれ合う二人。やがてどちらからともなく顔が近づき・・・・
酸素が・・・・酸素が足りない・・・
呼吸できないほどの濃厚なブチュって音が聞こえそうな・・・
エマのやつ、そんなに寂しかったのか・・・
「善君。教本にどうやるのか書いてなかったから、ここからどうすればいい?。」
察して、そこは察して!




