76.家族旅行に参加するようです その2
「善行君。我々スキルは元々界王族ですから、コピと結婚するということは
そうなりますね。」
受け入れるしかないみたい。
「いきなり界王族の一員になったからと言って、善行君の何かが変わるわけでは
ありませんから、ちょっとだけ箔が付いたぐらいに考えればいいんですよ。」
はぁ。まぁ、ケセラセラで行くしかないか・・・。
「善行君は第二世界で色々と改革を進めようとしているじゃないですか。
それには色々な助けが必要となると思いますよ。
その時に界王族の一員だということで有利になると思いますしね。」
なんだろ、あっちの世界の課長よりも真面目で人当たりが良い。
あっ、第一世界のことあっちの世界とか言っちゃってる。
何かこっちの世界がホームになりつつあるな。
それにこっちの世界を良くしたいってのは本心だ。
よーし、いっちょ頑張りますか。
「決意に満ち溢れた若い人の目。嫌いじゃないですね。
私にもお手伝いできることが有ったら何でも言ってください。」
っってイイ感じの流れだったのに・・・なぜあんた達は・・・・
「メロリエッタ、相変わらずお高くとまってんじゃないよ!」
「あなたこそ界王族の一員として誇りをもって行動すべきでは?」
あっ、なんか察した。これはまた勝負とか始まるパターンだ。
「いい加減にして。フィオナおばさんも、母様も。」
コピが叫んだ。こんな真面目なこともできるんだ・・・。
「善行を先に落とした方が勝ちでどう?」
前言撤回。何を言い出すんだコピのやつ。
「面白いじゃないか。受けて立つよ。」
「私もその勝負引き受けるとしましょう。」
「「そうと決まれば、行きます(行く)わよ」」
お風呂に連行されそうになってる。
「ロボリオさん。このままではロボリオさんの奥様と・・・」
「善行君。界王族では許されてるんです。人生長いですから。」
いや何が・・・何が許されてるの?




