66.家族は似るようです その2
「あなたはどうして秘密事項を守ろうとしないのですか?」
「そういう母さんこそ、守ろうと何かしたのかしら?」
親子喧嘩が目の前で始まっちゃったよ。? メロリエッタはコピの母親? マジかよ。
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて」
「「落ち着いてなんていられません(いられないぞ)」」
ちょっと話を整理しよう。
メロリエッタはリン専属スキル。コピはエマとオイラのスキル。
リンもエマも長官の娘。でもリンとエマの家族関係は秘密。
表面上はご学友になっているそうだ。実際学校では同期生だから無理はない。
問題は家族関係の部分だが、メロリエッタ、コピはどのように秘密事項を守ろうと
していたのだろうか?そこんところをはっきりさせた方が良さそうだ。
その前に
「メロリエッタさん、しゃべり方が最初お会いした時と違うような?」
「あれはコピと親子だとバレないようにしていたので、善行さん、あなたには
バレてしまいましたし・・・」
いや、そもそもバレるような発言してるのあなた方ではと思ったのはナイショだ。
ラフなしゃべり方になってくれたので、親子喧嘩の原因について確認してみた。
◆メロリエッタはコピがエマと長官の間を取り持って秘密事項を守るように
動くと思った。
◆コピはメロリエッタがリンと長官の間を取り持って秘密事項を守るように
動くと思った。
なにこのシンクロ率。はたから見ると擦り付け合いにしか見えない。
これは議論の空中戦だな。
「あなた方はこの件について、お互いに話をしましたか?
思ってそのままにしてたんじゃないですか?」
二人はハットした顔になり、お互いに謝った。親子なんだから仲が良くないと。
「ところで善行さん。娘からおやこ丼という食べ物が有ると聞いたのですが、どんな
食べ物なのかしら?魅力的な食べ物だったらぜひ私も食べてみたいのですわ。」
ノオォーーーーーーーーーーー!!




