65.家族は似るようです
「リンの突撃電話!今日は誰にかかるかな?」
いや頑張っていると思うよオイラは。この世界の長なのに・・・。
「リンどうした?何かあの番組でワタシはまたやらかしたのか?」
何故またしても長官に?そして聞き捨てならない“またやらかした”というワード。
「あっ、番号をランダムに押さないといけないのに、間違えて電話帳から選んで
押しちゃった・・・。」
テヘペロみたいな言い方がちょっと痛い。そこまで求めてない。
ちょっとまて、リンの顔はわざと長官にかけたって感じの顔してる。
「善行、リン様と初めて出会った時のこと覚えてるか?長官から呼び出された。」
三途川駅にリンがM497で現れた時だな。長官が固まるの見れてオもろかった。
「何で長官が実の娘に固まらないといけないと思う。それだけのことをしたからだ。」
なぬ?娘だが立場が上だから固まっていたわけではないと?
「あの時長官が線路を三途川駅から引いたのは知ってると思う。
確かに、レールは引き終わった。レールだけは。」
大事なことなので2回言ったのだろうと察する。レールだけはか・・・?
リンの家つまり界長邸から三途川駅まではレールは繋がり、M497をレールに
乗っけた。さて次にリンがM497に乗ろうとするが、駅が無いのか・・・。
「そゆこと。それでリンが長官にダメおやじとか散々罵って偉い騒ぎになって、
善行とエマを呼び出したってわけ。」
リンもM497改造した時に客室のドア付け忘れたり、オイラを地獄に落とし
たり、長官と同じようなミスしてるのね。さすが親子。
更にエマに至っては食べ放題でやらかしたり、酔いつぶれてみたり・・・。
嫌な記憶を思い出してしまった。
「善行、もう一つ教えとくと、長官とリン、エマの家族関係は秘密事項だぞ!」
おい、今何て・・・。長官の最初の一言で気付く人いるだろ・・・。
「コピ、顔が珍しくマジな顔になってるぞ。」
「だ、だ大丈夫。メロリエッタがなんとかしてくれ・・るから。から・・・・。」
あっ、コピが壊れかけてる。これはマジヤバそう。




