62.デモンストレーションするようです その3
エマにE001系を呼び出してもらう。
リンに即席で料理を実演してもらう。
この場にいる人は、テレビではなく生で料理しているところを見ることができる。
おそらく、この世界で初めての幸運な人たちだ。
しかも、作っているのはこの世界の長だ!
9号車のキッチンにはあらゆる材料がデッドコピーされている。
オイラの世界であらゆるものをデッドコピーしてきたのだ。
一度こちらにデッドコピーで持ち込んでしまえば、そのまたデッドコピーが可能。
ゲームの階段で無限増殖!!見たいな。
消費社会に喧嘩を売っているとしか思えない!
でも、オイラ達の第一世界には何ら影響はないからOKってことで・・・。
デッドコピーならではのメリットとして腐らない。肉でも常温保存可能。
本当は空気だって汚れないので、むき出しでもと思うが、そこは衛生管理も
少しは広めたい気持ちがあるので、バットに入れてラップで保護してある。
リンにはオムライスを作ってもらうことにした。
そこそこ見栄えが良くって、作り方でアレンジができるっていうことで選んだ。
鶏肉、玉ねぎを切り、フライパンでバターを溶かしながら鶏肉、玉ねぎの
順で炒めていく。鶏肉に火が通り、玉ねぎがしんなりしたらご飯を加えて
炒める。ちなみにこの世界、直火は禁止なので全てIH。
だから鍋を振ってどうだ・・・って言うネタは通じない。
ケチャップを加えて、塩、コショウなどで味を調えればチキンライス迄完成。
次に卵を割って軽くほぐし、フライパンにバターを入れて熱し卵を流し込む。
半熟状態になったところに、チキンライスを中央に優しく載せる。
卵の端を折りたたみ、形を整えながらフライパンからお皿に滑らせる。
「冥界グルメ、魂に響け、いただきまーす!」
リンが料理番組での決め台詞と共に試食し始めた。
「旦那様。あーん。」
普通に美味しい。
「誰だあいつは?」「リン様から直接だと、なんて羨ましい!」
「俺たちのキッチンマスターが・・・。」「不潔よ」「地獄に落ちろ!!」
あれ、嫉妬を受けているようです。
地獄に落ちろって言われても地獄なんて無いのに・・・。
「善行、異界漂う=地獄に落ちだぞ。」
あらま。
ブックマーク、評価いただきまして本当にありがとうございます。
ブックマーク、評価を頂けるなんて、嬉しい限りです!!
あまり深く考えずに勢いで始めてしまったので、確認画面とかの
操作に慣れておらず、ブックマークいただいていること、
評価いただいていることに気が付いておりませんでした。
お恥ずかしい限りです。
そして、お礼が遅れ申し訳ありません。
これからもよろしくお願いいたします!




