61.デモンストレーションするようです その2
今後は定期運行を目指すのだから、運転手も必要だし、運行管理が必要になるな。
今回は、すでに住民たちも来ているし、オイラが一人で対応することにしよう。
「コピ、そのまま三途川駅待機で。青空町の住民乗せてそっちに行くから。」
「住民の皆さん、初めまして。天翔本線青空駅にようこそ。
この列車は青空駅発三途川駅行です。ご乗車になってお待ちください。」
エマが車内のスピーカーで住民たちに語り掛けている。
今回エマには車掌をやってもらっている。
さすがに駅長だけあって、車掌もそつなくこなしている。
なんでオイラがマイク持たないかって・・・・シャイだから・・・・。
ビー、ビ、ビ、ビー エマに対して車内ブザーを押す。
乗務員間通話装置でエマに方向転換するから、場所をチェンジする旨伝える。
スイッチ類を確認して、運転席のドアを閉めて一応鍵もかける。
「善君、結構お客さん集まったね。コピはどうしたの?」
「コピに運転教えるの忘れてた・・・・。
今いる人たちをこの列車で三途川駅まで運んで、折り返しは50000系を
オイラが運転して、青空駅まで送り届けるよ。」
反対側の運転席につき、運転の準備を行う。
エマに準備できた旨連絡する。
「お待たせいたしました。間もなく発車します。閉まるドアにご注意ください。」
エマが笛を吹いて、発車の合図をする。ドアが閉まり戸閉ランプが光る。
ノッチを入れると列車は大勢の乗客を乗せて走り出した。
やがて三途川駅6番線に到着。今回は一駅区間だからあっという間だ。
エマが乗客に5番線の50000系に乗車するように指示をする。
と突然爆音が三途川駅に響いた。M497だ。
50000系に乗車しようとしていた乗客たちが何事かと騒いでいる。
やがてM497が3番線に到着し、リンがホームに降り立つ。
「皆の者、息災であったか?わらわは(キッチンマスター!!)・・なんじゃ?」
あちこちから乗客たちがリンに向かって キッチンマスター と叫び始めた。
まぁ、あれだけ料理番組出てればその称号は正しいかもしれない。
待てよ・・・これはチャンスかも・・・・




