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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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462/465

463.世界を改革するはずが二人を改革していたようです

-第26世界 界長執務エリア-


 食事を終え、バスティアンさんが図書室を案内してくれた。

 この建物の中には建物の住民向け図書館もあるのだが、代々の界長が引き継ぎ管

理している資料などは、執務エリア内の図書室に保管されているとのこと。

 広さは小学校などの図書室くらいは有りそうだ。


「善行さん、この資料が昔の鉄道が写っているものです。」

 そう言って資料を見せてくれた。

 線路は貧弱な線路を馬が屋根なしの客車・・・と言うよりは貨車に近いものを牽

いている。でもカラーなんだよな、この写真。


「バスティアンさん、ひょっとして異世界から現れた人って結構多いんじゃないで

すか?しかも、時間軸もズレた状態で。」

「気づかれましたか。おっしゃる通りです。

異世界と言っても、本当に出身もバラバラで、しかも、時代までバラバラでして。

そうそう、面白い話がありましてね。

以前、同じ異世界出身の人が二人、同時に現れたことがあったんです。

調べてみると二人は同い年で、突然この世界に来て心細いだろうと思い、まずは、

顔合わせをしてもらうことにしました。

ところが、話をさせてみると、どうにも噛み合わないんです。

一人は携帯型の電話を持っているのに、もう一人はそれを知らないどころか、

『電話なんてお金持ちの家にしかない』と言うんですよ。

不思議に思って詳しく聞いてみたところ、二人は同じ世界の出身ではあっても、

生きてきた“時代”がまったく違っていた、というわけなんです。

もう二人共別の世界に旅立ってしまいましたが。」


 その後も資料を見せてもらい、この世界の文化レベルは産業革命後+魔法と

言ったところだった。

 ちょっとインターネットとかは飛躍しすぎのような感じだが、便利になるの

は間違いないし、貨幣経済ではないから、アクドク稼ぐ輩は出てこないだろう

から心配しなくても良いか。


「では、本題に入りますわね!ズバリ、あなた方はどういう間柄なのです?」

 応接室に戻り寛いでいると、シャーロットがいきなり言い放った。

「え?バスティアンとの関係?単なる腐れ縁よ!」

「シャーロットさん、ルーデリッヒとは本当に昔からの顔なじみ・・・と言っ

たところですよ。」

「バスティアンの心は、ルーデリッヒにバレたらどうしようと、不安の色が

濃いみたいだぞ。言っちまえよ、前から好きだったって!」

 は?仲は良さそうだが、そういう風には見えなかったが。


「コピさん、な、何をおっしゃってる・・・の・・・です・・・」

 大男がモジモジし始めた。正直に言おう!気持ち悪っ・・・。

「本当なの?バスティアン。わ、私も実は・・・前から・・・」

 マジかいな?コピが変な幻惑使って、二人をそそのかしてないよね?

 まぁ、両想いだったみたいだから、まっ、いいか!

 本当は、今後の物流改革とか話すつもりだったのに・・・。


読んでいただき、ありがとうございます。

何故か第26世界の改革ではなく、バスティアンとルーデリッヒの恋路

を成就させる方向に進んでしまいました。

本当は改革の話をするはずだったのに・・・。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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