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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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461/465

462.食べ物で出身がバレることがあるようです

-第26世界 祠前-


「吹雪も止んだことですし、私の執務室まで戻りましょう。」

 吹雪がやんだので、地面がはっきりと見える。

 あれは、道路?いや、線路だ。なんだ、線路があるじゃないか。

「善行さん、気付きましたか?ここにはかつて線路が有ったそうです。」

 なんだ、鉄道が有ったんだ・・・いや、第1世界で鉄道が始まる前から?

「あー、本格的な鉄道と言うほどのモノではなくて、第1世界で言うところの馬車

鉄道や人車鉄道に近いものでして、屋根すらついてなかったって話です。

確か、図書室に当時の資料が残っていたと思いますから、戻ったらお見せします。

うーん、この線路では使い物になりませんね・・・。」

 確かに、見るからに貧弱そうなレールだ。これではキハ01形も無理そうだ。


 それから再び雪上車に乗り、ルーデリッヒさんが車内を凍り付かせた場所に戻っ

て来た。 



-第26世界 中央駅-

 

 雪上車から側線に停止していたBDhe2/4形に乗り換え中央駅に戻る。

「もうアプト式も不要ね。鉄道も見直さないとダメね。バスティアン。」

「そうだな。もう建物にとどまる必要も無くなったんだ。

ドーンと世界を作り替えるつもりでやって行こうじゃないか、ルーデリッヒ!」

 なんか、二人の世界が繰り広げられている。

 その2人を温かく見守るオイラ達。

「ゴホン、失礼いたしました。そうそう、夕食の時間じゃないですか。

私の部屋で皆さんご一緒しませんか?」

「良いんですか?それでは、お言葉に甘えさせていただきます。」



-第26世界 界長執務エリア-


 広い。建物の最上階は全てが界長の執務エリアとなっている。

 会議も寝食も執務もすべて行為に応じた部屋が用意されていて、ちょっとした

シネコンよりも広いぐらいだ。

 今日は応接室で食事を頂けるとのこと。

 出てきたのは、カツ?そして、アスパラガス?さらに、オープンサンド?

 最後は長ーいソーセージ? 既視感のある食べ物ばかりだ。


「どうされました、善行さん?」

「すみません。故郷の食べ物にそっくりだったので、驚いていたところです。」

「ウィンナーシュニッツェル、シュパーゲル、ベレークテスブロート、ウィンナー

ブルストですね。そうでした!吹雪が始まった頃、異世界から突如現れた人が郷

土の料理だと言って広めたという話が有りましたね。

ひょっとして、善行さんも異世界から?」

 

「そうなんです。私も()()()()()()()()()()()()()()()()()んです。

今ではすっかり第2世界出身のつもりですけどね。

自宅も第1世界と隣接してますし。」

 まさか、食事で第1世界出身だとバレてしまうとは・・・。


読んでいただき、ありがとうございます。

第26世界に転生した異世界人は、オーストリア出身と言う設定です。

ウィンナーブルストはドイツ語で、ウィン風ソーセージと言う意味です。

日本で言うウィンナーソーセージのことです。

ウィンナーはドイツ語で、ソーセージは英語です。

・・・さすが日本的ネーミング・・・農林水産省のJAS規格にもなってます

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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