45.エマが車両を選ぶようです
最近、鉄道から離れている時間が長い気がする。
食べ物ばかり追いかけていたような・・・。
いや、結果的に鉄道が活用できるっていう正当な理由がある。正義は我にありだ!
「相変わらず鉄道のことになると、テンション高いな。善行。」
さて、エマの車両を決めていこう。
「エマ、どんな車両が欲しいの?何かこういうのとかあったりする?」
「やっぱり、豪華なのがいいよね。ホテルみたいな部屋があって、あと、お風呂が
有って生演奏聞きながら二人でゆっくり過ごせるのがいいなぁ・・・・」
何故かエマがオイラの顔をじっと見てきた。何?なんなの?
「はぁ、善行、お前はまだまだだな・・・。」
口が付いてるんだからはっきり言ってよ、なんなのさ???
「エマ、善行はこういう奴だぞ。エマと善行の間に立つ私の身にもなれ。」
だから、何なの?
気を取り直して、要望を整理すると、E001形だったら合致するよな。
だとすれば・・・・。オイラの部屋に行き有るものを持ってきた。
NゲージのE001形、レール、パワーパック、島式ホームだ。
もちろん室内灯も搭載済み。
「エマ、これだったらお眼鏡にかなうはずだけど・・・・・」
なんかエマはご立腹だ。
「善君、なんか自分だけ楽しんでない?」
いや、楽しんでるけど、けどっ。ちゃちゃっとお座敷運転を準備して、
部屋を暗くして、夜行列車モードで運転開始!どうよ!
10両の温かい室内灯の光が闇を照らしながら走る。
オイラ的には花よりこっちだな。
ふとエマを見ると、うゎーって感じの顔している。よし、勝利!!
エマが徐にスマホをいじりだした。写真でも撮るのか?
「善君、明日の予約取れたから、乗りに行くよ」
いや、そんな気軽に乗れる列車じゃないし、何より金額が。
「なんかブラックカードの人に明日乗りたいって連絡したら、スイートが
取れたって。檜風呂付だって。」
エマがカードを見せてきた。何これ、プラチナブラックカードかよ!!




