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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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455/467

456.インターネットを学ばせるようです その2

-スキルーランド ゲートステーション コントロールセンター-


「で、そろその今回のシナリオを教えてくれても良いんじゃないか?」

「室長、まだ、始まったばかりですよ。

細工は流々仕上げを御覧じろってあるじゃないですか。あれですよ。」

 綾香からどのようなシナリオなのか聞きたかったが、教えてくれなかった。

 モニターで二人を見守るしかないか。

 にしてもだ、バスティアンさんとルーデリッヒさんがこの映像見たら・・・。

 何しろ、真っ暗なだだっ広いだけの空間を右往左往しているのだから・・・。



-脱線している列車周辺-


 列車は駆動系が生き返り、脱線した車両では線路を掴もうと車輪が激しく空転

している。

 その近くではバスティアンが谷底に落とすまいと、一人で引っ張り上げようと

していた。

「誰かこの車両に乗っていないか?いたら返事してくれ!」

 いつもの物腰柔らかな声ではなく、見た目通りの大声で叫んでいる。

 バスティアンは思った。ここで車内を捜索してくれる代わりの誰かが居てくれ

たらと。さらに欲を言えば、一緒に引っ張り上げようとする人が居てくれたらと

思っていた。


 一瞬”パシュッ”と言う音ともに光が目の前を覆う。

 次の瞬間、バスティアンが見たことも無い、無機質な、しかし顔?足?手?が

ある機械にも見えるモノが現れた。しかも、30個近くも。

 バスティアンは知らなかった。これがロボットだということを。

 そして、ロボットには命令が必要だということを。

 ロボットは命令がないため、待機モードで置物と化していた。


 そうこうしているうちに、バスティアンの力が尽き、列車は敢え無く谷底に向

かって滑り落ち始める。1両目は既に宙吊り状態になっている。

 そして、2両目も地面を離れ宙刷りになった。

 バスティアンは残りの力を振り絞って引き上げようと努力するが、駆動系が復

活し、谷底に向かう方向に力が働いている列車の前に、成す術も無かった。


 その後6両全てが谷底に堕ちるまで、それほどの時間はかからなかった。

 そして、その車内にルーデリッヒの姿を見た・・・。

「チキショー、なぜ彼女が・・・。」

 谷底は深く、地上からは列車がどうなったか見えないが、状況は口に出せない

ことになっているに違いない。

 バスティアンは、目を閉じて、状況を悔やんだ。


「ハイカット!お疲れ様でしたー!」



-スキルーランド ゲートステーション コントロールセンター-


「ハイカット!お疲れ様でしたー!」

 綾香がいつものテンションで、バスティアンさん、ルーデリッヒさんにスピー

カー越しに話しかけている。

「綾香、これはどういうことだ?あの場所はいったい何だったんだ?

二人が必死に真っ黒な空間で叫んでいたのは何故なんだ?」

「あー、もう、落ち着いてください。室長。今から説明しますから。」

読んでいただき、ありがとうございます。

脱線列車を救護するアトラクションに参加していたのでした。

ただ、インターネットとの関連性が見えないと思いますが、ヒントが出て

来てます。次回はっきりすると・・・思います。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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