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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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453/465

454.餅は餅屋に任せるのが吉のようです

-第26世界 界長執務室-


 あれっ、バスティアンさんとルーデリッヒさんにわかりやすく説明したつもりが

逆効果だったみたい・・・。

 人に説明する・・・ん? 適任者がいるじゃないか!

 よし、電話しよう。「今、平気?実はさー・・・。」

 そして話はまとまった。ただ、第26世界ではなく、第2世界の方が良いのでは

、と言う結論になった。


 異界規程により、異なる世界の交流は特例を除いて認められていない。

 第2世界のスキルーランドはこの特例に該当する。

 従って、二人にはスキルーランドへ来てもらうことにした。


 1時間後、上空からSVT877が特殊な膜を展開し、吹雪をものともせずラッ

クレールを跨いで着地した。



-第26世界 中央駅-


「お待たせしました、室長!」

「早速のお迎えありがとう!」

「で、室長、愛人枠の件は?」

「そんな枠は設けてない・・・。」

 嫁達だけでなく、バスティアンさんとルーデリッヒさんまで白い目だ。

 愛人枠を設けるほどのキャパ、オイラは持ち合わせていないのに・・・。


「冗談はさておき、早速出発しますね!」

 綾香の冗談を誰にも信じてもらえず、白い目で見られたまま発車した。



-SVT877車内-


「え、えーと・・・皆さん、お腹は空いてませんか?」

 何とかこの空気を変えたい。

「ま、まずは私がこの機械の使用方法をお見せしますね。」

 文字物体化マシーンのデモを始める。


 今日はハンバーガーの気分だな。”ハンバーガー”と言うと、”ハンバーガー”とい

う文字が皿の上に出てくる。

しかも、ご丁寧なことに、”ハ”の上に”ン”、”バ”、”ー”、”ガ”、”ー”と積み上がって

いる。

それをナイフで上から切って、フォークで刺して口に運ぶと・・・ハンバーガー

になっている。しかも美味い!肉は炭焼きパティの味だ!


「おー、食べたいものをその機械に話しかけると、文字になって現れると。

中々に興味深い。では、私は・・・。」

 その後、バスティアンさんとルーデリッヒさんは、それぞれ違う文字料理を楽

しんだ。

 嫁達もそれぞれ、好きな料理を楽しんでいたようだが、オイラに対する疑いの

目は消えていないようだ・・・。


「それにしても、この列車はどうやって走っているんです?

先ほども宙に浮いていましたし、線路を走っているようには見えないですが?」

「第26世界への離着陸は線路を使っていませんが、この空間には線路が敷設さ

れているんですよ。」

 バスティアンさんからの質問は終わったが、ルーデリッヒさんが何か腑に落ち

ない顔をしている。


「私もあなたの”愛人枠”に入ったら、この技術を使えるようになるのかしら?」

 ・・・その瞬間、車内の空気が凍り付いた。


読んでいただき、ありがとうございます。

インターネットを説明するのに上手く行かず、綾香の手に委ねることに

なりました。綾香はどうやってインターネットを説明して、理解を得ようと

しているのか。次回に続きます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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