44.エマが何かするようです
料理を作る楽しみを広めるなら、食べ物のデッドコピーは良くないよな。
せめてデッドコピーは食材止まり。
一般住民の家には台所、調理器具も無いと思ったので、それも必要だな。
その辺んは一般住民でも念じれば対応できるのだろうか?
エマに相談してみよう。
「コピ、エマは今駅で仕事中?」
「善行、リンさんだけでなく、エマまで。この色欲魔!!」
「どしたの善君。今、コピが、しきなんたらかんたらって言ってたみたいだけど?」
エマがいきなり現れた。
オイラはさっき考えたことをエマに説明した。コピ経由で伝えると、どんな尾びれ
が付くのかわかったもんじゃないから直接が良いと思った。
「善行、思いを伝えるなら直接がなんて積極的じゃん。」
言い方・・・。考えたことを伝えるだから間違いではないけど・・・。
「だったらリンに頼むのが一番ね。なにせ彼女がこの世界の理を操作できる
ただ一人の存在なんだから。」
やっぱりそうなるよね。でもミニマル事件から顔を合わせずらいんだよね・・・。
「リンのことやっぱ気にしてるんだ?学生時代から結構ウブなとこあるんだよね。
まぁ、リンと釣り合う男の子が今まで居なかったから、恋愛系はテンでダメダメ。
学生時代にカップルとかできたりするけど、リンもあたしも立場があるから、
周りがひいちゃって。
リンは界長として威厳を持って振舞う一方で、中身は純粋培養100%!!
どう、善君、おすすめだよ。」
と言った次の瞬間。
「善君。前々から言おうと思ってたんだけど。」
エマが伏し目がちにオイラを見ながら言ってきた。
はっ、これはまさかの、来ましたねっ的な・・落ち着け~、落ち着け~オイラ。
「私も善君みたいに車両が欲しいなぁ~(ガタン)・・って善君大丈夫?」
そんな落ちかーい。




