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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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443/465

444.消える列車も有れば現れる列車もあるようです

-セレスト・セヴァ 王城 執務室-


「あらっ、誰かと思ったら善行じゃない?久しぶりね。」

 なぜか、ここでオカンと出会ってしまった・・・。

「お義母様、お久しぶりです。」

 嫁達が急に居住まいを正す。

「みんな、善行に振り回されていない?何かあったら、遠慮なく電話頂戴ね。」

 あー、この場はオイラの完全アウェイだ。


 ブリーデルとオカンは高校時代の同級生だ。

 ブリーデルはたまたま第1世界で高校時代を経験したが、その後は第7世界に戻

り、界長として過ごしていたため、第1世界とは時間の流れが異なっている。

 なので、ブリーデルは高校当時から変わらないが、オカンはウン十年の月日が経

っており、見た目では母娘と言っても過言ではないくらい離れて見える。

 二人で水兵の顔が書かれたブランドを買ったりもしていたらしい・・・。


「えーと、ちょっと仕事の話をしたいんだけど、ブリーデル、良いかな?」

「では、会議室にどうぞ。」

 さすがにオカンは巻き込めないので、席を外してもらう。



-セレスト・セヴァ 王城 会議室-


「なるほど。嵐の中を走行していたクリューガー達の列車が、突如現れたワープゲ

ートにより、時間を超えて異界に飛ばされたということですね。」

「そうなんだ。で、ブリーデルに確認したいのが、移動式のワープゲートについて

何か関連しそうな情報が無いかと思ってね。」

 ブリーデルはしばし思案を重ねた。

「界王様にも申し上げた通り、移動式のワープゲートの存在は分かり兼ねます。

しかし、クリューガー達の列車が行方不明になったとき、実はこちらの世界に迷い

込んだ列車が存在します。迷い込んだ列車は正体不明なんです。

異界管理局のデータベースで照合してもらいましたが、第1世界を含めて適合する

車両が無いのです。

実際に見ていただいた方が、早いと思います。」

 


-セレスト・セヴァ 車両センター-


 中央駅に隣接する形で、車両センターが設置されている。

「この中にその車両を留置しています。」

 早速、車両工場のような建物に入る。

 その中に、ブルーシートが覆われた車両が留置されている。

「これがその車両です。では、シートを外しますね。」

 ブリーデルがそう言うと、工場の従業員たちが、シートを外した。

 そして、そこに現れた車両は・・・見たことが無いぞ、この車両。


読んでいただき、ありがとうございます。

クリューガー達が乗った列車は第7世界から異界に飛ばされましたが、第7世界に突如

現れた列車があったと判明しました。

どんな列車なのか、徐々に明らかになっていきます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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