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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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438/468

439.界王様はTシャツ、ジーパンで現れるようです

-異界管理局 鉄道管理部 コントロールセンター-


「ティアマトのおっさん。何しにきやがった?」

 コントロールセンターに笑い声を含めた威勢いい声が響く。

「おー、ユーリアス。ここの人達、界王だって認めてくれないんだよ・・・」

「ハハハ、そいつぁ、おっさんの服装に問題が有るってもんだ。

だいたい、そのしみったれた格好ではなく、もう少し、威厳を持った服装なんか

着ちゃーどうだい?」

「威厳を持った服装ってどんなのが有るよ?」

「例えば、第1世界の司祭のローブみたいなものを纏ってみちゃどうだ?

背中に”Sovereign of Realms”って書いたTシャツにジーンズの恰好より、格が断

然上がるってもんだろ?」

「善処するよ・・・」

 その場に居た他の職員は、二人のやりとりを唖然として見ていた・・・。


「いや、ユーリアス、今は緊急事態なんだ!

異界連絡A8線に正体不明の列車が現れたでしょ。

あれ、第7世界の列車なんだけど、”時間”がずれているみたいなんだ。」

「時間がずれてるって・・・発車時間がずれているとかじゃねぇよな?オジキ。」

「君も知っていると思うけど、今の第7世界に軍用列車なんて存在しない。

それなのに、あの列車は今、我々の時間を走っているわけだ。

多分、なにか時空の壁に問題があるのではと思うんだよね。」

「かと言ってよ、異界管理局(うち)じゃどうにもできねぇぞ!

それとも、何か策があるのかよ?」

「あー、そっちは何とかするけど、軍用列車は拿捕しないと、他の世界にも影響

が出かねないからさ、よろしく頼むよ。」

「おーし、野郎ども!今聞いた通りだ!軍用列車拿捕作戦の開始だ!」

 こうして、第7世界の軍用列車を拿捕すべく、異界管理局が動き始めた。



-第2世界 自宅-


「キハ81系持ってきちゃったけど・・・これ、どうすんのさ?」

「あーそれね。綾香がこっちに仕事に来た時に持って帰ってくれるって。

それまで地下で預かることになってるわ。だから、心配いらないわ。善君。」

 スゴい話だよな。車を1台持って来たのではなく、列車を1編成持って来たの

だ。それを、一人の職員が取りに来て、管理局迄運転して帰るって言うのだ。

 まぁ、良いか。無事にこうして帰ってこれたし、ゆっくりしよう。


 ”プァーン”と言う音が地下から響く。

「あれ、今日誰か来る予定有ったっけ?」

「今日は誰もいらっしゃる予定はないはずですけど。」 

 ダダダダという廊下を走る音がしたと思ったら、リビングの扉をバタンと開い

て誰かが入って来た。

「室長、大変です。あの軍用列車ミタイナの、第7世界の軍用列車なんです。

急いで拿捕せよと界王様から指示が出ました。」

「そうか、報告ご苦労さん。頑張ってね!応援してるよ!」

「はい、行ってき・・・・違いますよ。室長も行きますよ!」

「いや、そうは言うけど、管理局の職員でもないんだからさー。」

「室長、それ言います?言っちゃいます?いいんですか?本当にいいんですか?

あのこと、ここで皆さんに聞いていただいても良いんですよ?」

 ん、何か綾香に脅されるようなことしてたっけ・・・。


読んでいただき、ありがとうございます。

軍用列車が時間のズレで異界に現れたまでは分かりました。

界王ティアマトは軍用列車を拿捕することで、より原因がはっきりするのだと

考えているようです。次回に続きます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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