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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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437/465

438.嫁達のサプライズ運行だけでなく、軍用列車にも驚かされるようです

-キハ81系 車内-


 列車は少しずつ加速していく。

 見えていた軍用列車は徐々に遠ざかっていく。

「これは、管理局に伝える必要があるな。エマ、急いで連絡だ!」

「善行、エマは自宅に居るのだが・・・私が居ないことに気が付かないとはどうい

うことだと怒っているが・・・」

 どおりで、エマの声を聞かないはずだ。あとで埋め合わせしないと。

「なーんて、善君。驚いた?」

 目の前の運転手が帽子を取ると、目の前には運転手の制服を着たエマが居た。

 ってことは何か?この列車はうちの嫁達が運行していたと。

「ひょっとして、行きから乗ってたの?」

「善行、アタシはスキル体でどうとでもなるが、他の3人は無理だぞ。」

 なんでも、結果が気になり過ぎて、M-497で異界管理局に駆けつけたと。

 で、オイラが列車整備部で色々と見学している間に、準備して現在に至ると。


「ところでさ、さっきの軍用列車って見覚えがあるんだけど、第7世界のじゃない

よね?第7世界は、軍務世界から脱却を進めてて、鉄道もすべて第2世界の技術を

導入して再構築してるはずだし。」

 第7世界の鉄道は第2世界の技術者が派遣され、第2世界の鉄道と同じく電車運

転を基本とし、既存の車両は全て置き換えたと聞いている。

 だから第2次世界大戦時にドイツで走っていたような軍用列車はないはず。

「善君、とりあえず異界管理局にはデータを既に送付済みだから、後はあっちに任

せましょ。」

 よし、まずは家に帰って風呂入りたい!



ー軍用列車?-


「指令!先ほどの民間列車は既に我々の範囲を超えてしまいました。

軌跡をたどることはできると思いますが、いかがいたしましょう?」

 指令と呼ばれた、この列車の指揮官は悩んでいた。

 第7世界にはあのような列車は走っていなかったはず。

 ましてや、この列車が異界を走行するなど、指示書には記載されていなかった。

 第46工場駅を過ぎたあたりで、線路上に衝立に渦巻きが描かれたようなものが

突如として立ちはだかり、急ブレーキをかけたが間に合わず、突っ込んでしまった

のだ。その瞬間、車内の乗組員は全員、気を失った。

 気が付いたときには、列車は異界を走行していた。


「先ほどの民間列車を追跡する必要はない。このまま前進せよ!」

 そして、この軍用列車はそのまま前進を始めた。



-異界管理局 鉄道管理部 コントロールセンター-


「部長!大変です!先ほど正体不明列車が異界連絡A8線上に現れました!」

「そんなバカな。今時正体不明って、ナニ寝ぼけたこと言ってんだ!

どうせセンサーの故障だろう?鉄道施設課に連絡しておけばいいさ。」

「これが、本当なんだよね。」

「だれだ?ここは関係者以外立入禁止だぞ!」

 ここは鉄道管理部のコントロールセンター。第1世界でいう運転指令所だ。

 制服姿の人しかいないこの場所に、いきなりチャラい感じの中年男性が現れた

のだから、不信がるのも当然だ。

「えーとさー、これでも界王・・・なんだけど・・・自信無くしちゃうな・・・」

 界王ティアマトは年甲斐もなく、下を向いて不貞腐れた。


読んでいただき、ありがとうございます。

キハ81系が異界で遭遇した列車は第7世界の軍用列車で間違いないようです。

しかし、第7世界は軍務世界でないため、このような列車はないはずです。

なぜこの列車が異界に現れたのか。この後明らかになっていきます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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