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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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434/465

435.急ぎたくないのに急がされるようです

ー異界管理局 駅及び列車整備部-


「まあ、これに懲りずにまた来てくれよな。いつでも歓迎するぞ。」

「あ、ありがとうございます・・・」

「室長、元気出してくださいよ。次は私が手取り足取り教えますから。」

「あ、ああ頼むよ」

 今は自宅に戻るべく、ホームで二人と別れの挨拶・・・のはず。 

 なんて言えばいいのだろうか?

 

「善行さん、そろそろ出発の時間となりますので、ご乗車ください。」

 車掌さんナイスタイミング!

「では局長、また来ます!お世話になりました。綾香もまたな!」

 そういって列車に乗り込む。そして、振り返ろうとした瞬間にドアが閉まる。

 なんていいタイミング。これなら二人に手を振るだけで済む。

 間が悪いと、じゃあねとか言ってからなかなかドアが閉まらず、見送る側も

見送られる側もお互い気まずいこともある。



-キハ81系車内-


 無事に異界管理局を離れたのでデッキから客室に入る。

 当然、客は他に居るはずもない。

「善行さん、色々とお疲れさまでした。」

「ひょっとして、試験の内容とか知ってたんじゃないですか?」

「ええ、存じておりました。私も異界管理局職員の一人ですので。

ですが、過去には、試験に不合格となった方もいらっしゃるんですよ。

善行さんについては、管理局のコンピュータが100%合格を予想していましたがね。

シャイな性格だからという理由です。」

 何そのコンピュータ。見通されているようで怖いな・・・。


 突然、鉄道唱歌のオルゴールが流れる。

「ご乗車のお客様にご案内いたします。

この列車は異界管理局発、第2世界三途川経由、室長邸行きです。

三途川には15:25 終点室長邸には15:35に到着予定で・・・コラー!」

 車内アナウンスに怒られるようなことしたっけ・・・。

 隣にいる車掌さんを見ると、顔を横にして肩を震わせてる。

「善行、オマエの試験みたぞ!綾香のこと、気が付かないどころか、鼻の下伸ばして!」

 この声はコピか?


 今度は突然、列車が加速しだした。

 窓から外を見ると、ちょうどカーブを走行しているようで、先頭車両が見えた。

 ん?明らかに先頭に場違いな車両が・・・M-497がなぜ?

「旦那様、綾香に現を抜かすとはどういうことだ。早く帰って家族会議だ!」

 だからって、M-497を連結する必要ないだろ!

 せっかく81系を堪能しようと思っていたのに・・・


読んでいただき、ありがとうございます。

PCの変換がうまくいかないため、予備機(WINTAB)で対応しております。

そのため、微妙に改行がずれたりするかもしれません。

土日でPCを直したいと思いますがそれまではご容赦ください。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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