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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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424/465

425.婿として認められるのも大変なようです

-第75世界 界長邸???-


「さぁ、善行さん、アナタの本気を見せてみなさい!」

 界王様のお母さまであるセラフィーナさんに絶賛しごかれ中・・・。


「おばあさま。今日はそれぐらいで、終わりにいたしましょう。」

「善行さん、アナタの本気はその程度なのかしら?」

 今新たな加護、すなわちライセンスを取ろうと、セラフィーナさんに修行をつけ

て貰っているのだ。

 何のライセンスかと言うと、婿ライセンス。こっちの世界では婿加護だそうだ。

 管理層の人間は、適齢期になると学校で習うそうなのだが、オイラは第1世界か

らやって来た人間なので受けていない。

 どんな内容なのか大雑把に纏めるとこのようになる。

 ・料理、掃除、洗濯などの基礎的な家事能力→メイドがやるけど・・・

 ・家具や設備が壊れた時のちょっとした対応力→念じれば新品だけど・・・

 ・嫁とのコミュニケーション能力→今も大丈夫だと思うけど、夜も含め・・・

 ・親族との対応力→今もこうして対応してるじゃ、あーりませんか・・・

 ・子供との対応力→まだ子供いないので何とも・・・

 で、今セラフィーナさんから親戚の名前と肩書を叩きこまれている最中。

 今までの人生で、こんなに詰め込んだことなんて無い!


「はい、まだやれます!大丈夫です!」

「よろしい。では、次。王位継承権第6位のグラナダ。男性よ。年は・・・」

 その後2時間続き、今日の講義は終了した。鬼ハードだった。


「お疲れ様。善君。ママって本気になると、いっつもトコトンやっちゃうタイプだ

から。ゴメンね。」

「ママって、誰の?」

「嫌だなー、善君、第2世界で私の家で会ってるじゃない?」

「へっ?」

 ちょっとまてよ。セラフィーナさんって、エマの母であり、シャーロットの祖母

であり、リン、コピとは親戚ってことなの?

 あれ、第2世界で会った時のエマのママさんって、今のセラフィーナさんと似て

も似つかないよな。顔だって違うし、髪の色が全然違う。


「あっ、もしかして、善君は第7世界でワープゲートでママに会った時、気が付い

てなかったの?」

「うん。セラフィーナさんと髪の色が違うし顔だって違ってる。」

「あー、そうか。善君は違って見えて当然だわ。ママ、あのペンダント貸して!」

 そう言って、エマはセラフィーナさんからペンダントを借りて来た。

「よく見ててね。」

 エマはそう言うと、そのペンダントを首からかけた。

 すると次の瞬間、エマが居た場所には別の女性が立っていた。

「あのー、どちら様でしょうか?」

「私よ、私。エマよ。どう、別人に見えるでしょ?」

 そう言って、エマはペンダントを外した。そして、いつものエマに戻った。

「脅かさないでくれよ・・・そうか、第2世界で会った時はペンダントしてたのか

だから、わからなかったんだ。」

 

「「さーて、本物はどっちだ?間違ったら勉強時間追加ね!」」

 そう言って、エマが二人になった。

 間違ったら後々問題になりそうだな。勉強時間追加だけじゃなくって・・・。


読んでいただき、ありがとうございます。

婿ライセンスなんてものが有ったら、結婚観が変わるかもしれませんね。

善行が本物を見分けられたのか・・・次回に続きます

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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