表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

416/472

417.1時間の作戦がはじまるようです

-異界管理局403形 運転席-


「中々に骨のある話ね。わたし達で対処できるのかしら?」

「今まで何とかなって来たのだから、今回も何とかなるんじゃない?

そんな難しい顔をしていても、問題は解決できないわよ。

さぁ、中央駅に着くまでに色々と準備しないとね。」

「そうね、やるべきことは決まってるんだから、確実に進めていかないとね。

わたし達ならやれるわよね。」

 そう言って二人のカティナは頷き合った。


 今回のシナリオはこうなっている。

 セバスの仲間が支援物資輸送と言う名目で、第75世界からワープゲートを通じ

臨時列車で駆けつける。

 そのために、今回はいつもの二人乗り仕様ではない。

 中間車は全て座席や設備を取り外され、荷物を満載している。

 支援物資の札が掲げられ、さも普通の支援物資に見える。

 確かに大半は、食料品、衣料品などだが、一部の荷物は軍本部宛の荷物だ。

 だが、その荷物は界王謹製のもので・・・荷物を中央駅でおろし、セバスを列車

に載せ、ワープゲートを通り第75世界に帰還する。


「いいかい、ワープゲートが開いていられるのは1時間だ。

荷物を下ろし、王城に居るセバスを連れ出し、再び列車に乗り、ワープゲートを通

ってこちらに戻ってくるんだ。しっかり頼んだよ!」

 界王ティアマトの言葉が頭の中で再現される。

「さぁ、ワープゲートが見えてきたわ。通過と同時にタイマーセット。

通過5秒前、4、3、2、1、今!」

 彼女たちが乗った列車は第75世界の線路から姿を消した。

 


-第75世界 界長邸臨時作戦本部-


「界王様、いい加減教えて下さいよ~、今回の作戦内容~。」

「だって、気持ち悪い僕から聞く話なんてないでしょ~。」

 まだ、拗ねてらっしゃる・・・。

「じっちゃん、そろそろ、お仕事モードに戻ってくれ!」

「コピに言われちゃ、しょうがないか。」

 そして、オイラ達は今回の作戦内容をようやく聞くことができたのだった。



-限界領域(ヴェルサリオ国) 国王執務室-


「そうだ、まもなく救援列車が到着するのだ。

急ぎ、駅構内の邪魔な列車はどかすのだ。

荷物を下ろすスペースが必要になるからな。」

 アルテウスは中央駅駅長に直接指示した。

 いつもなら鉄道本部に連絡するのだが、今は通信も不安定で、指示機能がまとも

に動いているとは思えない。そこで仕方なく、専用線で繋がっていた駅長に直接指

示することになったのだ。


「セバスよ。そなたには本当に世話になるな。」

「何をおっしゃっているのですか。閣下にお世話になったことに比べれば、大した

ことは有りません。ただの支援物資ですから。」

 それを聞いたアルテウスは、笑顔が戻っていた。

 界王が仕掛けた罠だと気づかずに・・・。


読んでいただき、ありがとうございます。

本格的な限界領域封じ込め作戦が始まりました。

前回の爆弾はその前座になります。

カティナたちは無事にセバスを連れ戻せるのか・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ