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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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409/465

410.実は403形が続行運転していたようです

ー限界領域(ヴェルサリオ国) 実験場-


「アルバーティンは居るか?」

 野太い男の声が実験場に響く。

「ダニエル、アンタが来たってことは第75世界に発注していた例のモノが届いた

ってことね。」

「そうだ。先ほど受け取ったところだ。」

「ところで運んできた列車だけど、変わったところは無かったかしら?」

「定刻通りに中央駅に到着し、俺が荷を受け取った。列車はその後定刻に発車し、

第75世界に戻ったはずだ。」

「と言うことは、私が行ったワープゲート拡張工事は問題なく機能しているという

ことね。まぁ、天才だから、ワタシは。」

 ダニエルが実験場を後にした5分後、実験場で大爆発が起きた。

 アルバーティンは爆発に巻き込まれ、この世界での生が打ち切りとなった。



-界王城 界王執務室-


「おー、広いなーこの部屋。しかもこの写真、小さい頃のシャーロットだ。

可愛いなー。今もだけど。」

「もー、人前でよしてくださいよ、善行さん。」

 オイラの言葉にシャーロットがモジモジしながら答える。


「はい、そこの二人、真面目な話をするよー。」

 界王様が一番不真面目そうに話し出す。

「第75世界製のティムシーが作る部品は二度と限界領域には届かない。

これは作戦成功だと言えるよね。

でだ、次は、こちらから仕掛ける番だと思うんだよね。

実はさ、あの日、第75世界から2つの列車が15:00に発車したんだ。」

 何ですって・・・。


「善君たちが監視していた列車。つまり、私が運転手として乗り込んだ列車は

複製したワープゲートを使用して、第2世界へと飛ばしたんだ。

でも、これだと限界領域の奴らが怪しむよね?

だから、もう一つの列車は、従来通りの運用を行う必要があったんだ。」

 界王様の言う通りだな。いつも来るはずの列車が来ないとなると一大事だよ

な。それで2本同時に発車させて、問題の発生を少しでも抑えたってわけだ。

「で、本チャンの列車に載せた部品と称されるものは、実は真っ赤な偽物で、

爆発物を相手がたに渡すように仕組んでいるんだ。

そして、今頃、限界領域で爆発したはずなんだよね。」                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 


読んでいただき、ありがとうございます。

セバスを捕まえるための偽物列車。そして爆弾を積んだ従来の列車。

そして、限界領域で謎の大爆発。アルバーティンの死。

色々な話が収束に向け動き出しました。



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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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