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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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407/465

408.偽名でもセンスは求められるようです

ー第2世界 三途川駅特別室???-


「で、君に指示していたのは誰なのかな?早くしゃべった方が楽になるよ。」

 トレンチコートの男は身ぐるみ剥され、下着姿で椅子に拘束されている。

 そして、その椅子からは無数の手が伸びて、トレンチコートの男を・・・

「た、た、頼む、しゃ、しゃべるから、も、う、やめて・・・く・・ギャハハ」

 界王様は彼を散々くすぐって、尋問しようとしていた。


「で、誰なのかな?指示していたのは?」

 男は涙と鼻水と涎を垂らしながら、笑い過ぎて呼吸困難寸前だ。

「ジ、ジョーニー、と、よ、呼ばれる男、だ。

あ、あの、コートの中に、スマートフォンが入っている・・・

奴の画像が入っている、はずだ。か、確認して、くれ・・・。」


 界王様はコートからスマートフォンを取り出そうとしている。

「界王様、大丈夫なんですか?ワナかもしれませんよ!」

「大丈夫だよ、善君。私は界王だよ。こんな手に引っかかる筈・・・」



-第75世界 界長邸臨時作戦本部-


「界王様、どうしたんですか?大丈夫なんですか?」

 界王様とここを回線でつなぎ、尋問中の男の様子をこちらから見ていた。

 そして、界王様がコートの中に手を入れた瞬間、画像も音声も途切れた。

「コピ、聞こえるか?界王様は大丈夫なのか?」

 コピは界王様と一緒に第2世界で尋問をしていることになっていた。

 そこで、コピと念話が通じるか試してみた・・・。


「善行、心配したか?アタシのこと?なんで、嫁よりじっちゃんだよ?

そこは、夫なら先ず嫁の心配が先だろ?」

 いきなりコピから説教を喰らってしまった・・・。

 そして、スクリーンの映像と音声が戻った。

 

「ゴメンゴメン、コピが悪戯したみたいだね。

こっちは大丈夫だよ。ちょっと爆弾が仕組まれていただけだから。

それより、ちょっと驚きの画像が出てきたんだ。

どう?そっちで見える?」

 界王様がカメラに向かって画像を見せてくる。

 そこには、どこかで見た男が映っていた。

「って、界王様、爆弾どうしたんですか?」

「手のひらと手のひらを合わせて、こう、えいっって感じで。」

 この人に聞いたのがダメだった。こういう人だったな。

 それより、さっきの画像の人、誰だっけ・・・セバスさん?・・・



-第75世界 界長邸-


「界王様?第2世界に向かわれたのではないですか?引き返されたのですか?」

「いーや、第2世界へは行ったよ。まさか、手引きしているのが君だとはね?」

「何をおっしゃっているのです、界王様。私が何をしているというのです?」

「あくまで白を切る気だね。じゃぁ、これならどうだ?」

「とても健康的な日焼けをされているお嬢様ですね。スタイルもよろしいかと。」

「界王様、こんな大事な時に何やってるんです?それでも、界王様ですか?」

 スマホの画面には日焼けした水着の女性が映っていた。

 界王様は慌ててスマホを操作し、別の画像を見せた。

「なるほど、それでこちらにいらっしゃったのですね。

バレてしまっては仕方が有りませんね。」

 セバスは懐からアンティークな銃を取り出し、自分のこめかみに当てた。

 パーンという発砲音が響き、セバスは絶命・・・しなかった。

 銃を撃った瞬間に界王様がセバスの体を鋼鉄化し、弾は弾かれた。


読んでいただき、ありがとうございます。

セバスが一枚嚙んでいることが、判明しました。

自害を遂げようとしたセバスを阻止したことで、徐々に黒幕へ近づいていきます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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