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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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406/465

407.運転手が居なくても勝手に進むようです

-???-


「よし、これで我が領土に戻ってこれたな。約束のモノは持って来たか?」

 ベージュのトレンチコートを着込み、ベージュのシルクハットを被った、腰まで

伸びた銀髪の男がティムシーの前に立ちはだかる。

「確かに持って来た。これだ。それより家族は無事なんだろうな?」

「フン。お前の家族のことは俺にはわからないさ。

だが、お前が俺たちのことを裏切ったなら、確実に会えないだけのことさ。

さぁ、黙ってブツを寄こしな!」

 ティムシーは渋々、男に持って来たものを渡した。

 男はニヤリと笑みを浮かべて受け取った。

「そうそう、大事だぜ、素直に言うことを聞くのがな!

どうせ、俺たちには何もできやしないんだ。

おとなしく、指示したものを持ってくれば、いつか家族に再開するチャンスが来

るかもしれねーしな!ハッハッハッ。」

 そう言うと、男は2号車のデッキに向かって歩いて行った。

 どうやら、列車から降りる準備をしている。


 その時、車内放送が流れた。

「乗客の皆さま。間もなく当列車は三途川駅に到着致します。

お降りの方はお忘れ物の無いように、今一度ご確認下さい。

3番線に到着、お出口は右側となります。」


「おい、どうなってやがる。いつもの通りなら今頃、中央駅に着くはずだろが。

三途川なんて駅はヴェルサリオ国には存在しないぞ!」

「お客様どうなさいましたか?」

「テメーは何もんだ?その制服はこの列車の乗務員だな。」

「はい、当列車の運転手です。どうされました?」

「どうされましたじゃねーよ。なんでゲートを通ったのに中央駅に着かないんだ?

いや、それよりもだ、この列車誰が運転してるんだ?

そ、そうか、他にも運転手が居るんだな。だからお前がここに居るのか。」

「いえ、当列車には運転手は私だけですよ。」

「おい、もうすぐ駅なんだよな。誰がこの列車止めるんだ?」

「それはお客様の返答次第・・・となりますね。」

 と運転手の恰好をした界王様が言ったのち、トレンチコートの男は気絶した。



-第75世界 界長邸臨時作戦本部-


「コピ、三途川駅に到着したら、列車の制御装置との融合解除して良いぞ!」

「善行、さっきの男の記憶については調べ終わったから、そっちの端末で見れる

と思うぞ。」

 エマが制御卓のキーボードを操作し、スクリーンにコピから送られてきた情報

を映し出す。

「これ、この男の記憶みたいね。」

 第75世界 中央駅を出発した列車が一瞬白い煙に覆われる。

 その瞬間、乗客たちは全員、気を失う。

 列車はそのまま走行を続け、突如現れたワープゲートに列車が突っ込んで行き

、第75世界の線路から列車は姿を消す。

 だが、10分後、列車は何事も無かったかのように、第75線路の上を走行し

ている。

「白い煙は睡眠ガスなのか?そして、ワープゲートが突然現れているけど、どう

やってワープゲートが出現しているんだ?その辺が分かるデータは無い?」

「コピからの情報だけではわからないわね。」

 こりゃ、界王様があの男からどこまで情報を引き出せるかにかかってるな。


読んでいただき、ありがとうございます。

第75世界の列車を一時的に限界領域に引き込んでいた、と言うことが

分かりました。ただ、どうやってワープゲートが現れたのか?など、謎が

多い状態です。この後、徐々に明らかになっていきます。




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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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