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シャイな鉄ヲタが何かをするようです  作者: Bトリー


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402/465

403.異界でも吊り掛けサウンド愛好者は健在のようです

-第75世界 界長邸-


「まさか、ここでTUBEに乗れるなんて思ってもみなかった。

しかも、1938形なんて・・・ラッキー!」

「おい善行、一人で町の中で腕を空に突上げて何やってんだ?

注目の的になっているぞ!」

 オイラとしたことが、嬉しすぎてつい・・・。


 界王様がロッサーナさんに今回の訪問の理由を伝えていたため、すぐに職人街へ

移動できるようにしてくれるとなった。

 ただ、また歩きなのかと思ったら、ロッサーナさんが玄関ではなく、地下に案内

を始めた。

 そして、そこにはTUBEのホームが有った。

 界長専用の地下鉄で、第75世界の各都市とはこのTUBEで繋がっている。

 そこはTGV、ICEなどの高速列車を真似るべきだと思うが、前界長の遺言で

TUBEなのだそう。なんでも、急いで行ったら、折角、市井の状況を把握できる

機会を失ってしまう~とのことだった。

 鉄ヲタ的には、吊り掛けサウンドを楽しみたいだけではと思ってしまう。

 界長邸を出発したTUBEは3駅で職人街に到着した。



-第75世界 職人街-


「ティムシー?居ないのかしら?居たら返事して欲しいのだけれど!」

 ロッサーナさんがティムシーさんの家のドアを勢いよくノックする。

「ティムシー?居な「何用だ?」・・・」

 ドアが開いた瞬間、中から酒の匂いがぶちまけられた。


「ティムシーこんな飲んだくれになってしまうなんて・・・。

何が有ったというの?」

「いくらロッサーナさんの頼みだからと言って、なんでも受けてやる道理は

ねーんだぞ!」

 うわー、面倒が向こうからやって来た・・・。

「ティムシー君と言ったね。私の頼みでもダメだろうか?」

「誰だって言うんだ?この世界の頂点に立つお方を差し置いて、なんてことは有り

得ないだろ?」

「ティムシー。私達の世界の様に、無数の世界が存在するのだ。

その世界を統べているのが、界王様だ!その界王様の頼みだぞ!」

 ティムシーは考え込んでいる。何かしゃべりたいが、隠さなければいけない何か

がある、そんな感じが見て取れる。

「界王様。界王様は神様かい?神様だったらなんで俺はこんな目に合わなきゃいけ

ないんだ?」

「ティムシー君。残念ながら私は神じゃないよ。大体、神なんていないんだ。

今君と話している私が神のようには見えないだろ?

つまり、私だって君と同じで、なんでも見通すことができるなんて能力は持ち合わ

せては居ないんだよ。そんな神みたいな存在はこの世界に存在しないんだよ。

だから、界王として、君のことを知りたいと思っているんだ。

どうだろうか、話を聞かせてはくれないだろうか?」

 ティムシーはしばらく考え、そして、語りだした。

「界王様。うちの家族を助けてはくれないだろうか?

訳の分からない連中に家族を攫われてしまったんだ。」

 家族を盾に脅されていたということか?


読んでいただき、ありがとうございます。

ティムシーが変貌した原因は家族を攫われ、脅されていたためと分かりました。

では誰が攫ったのか?そして、脅され何をしていたのか?

次回、明らかになっていきます。

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「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
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