32.事件が収束するようです
閻魔庁に行き、エマ達と合流した。
8階のTV放映部の職員が怪しいとタレコミが有ったとのこと。
TV放映部を取り囲むように閻魔庁の職員が配置されたと同時に、
リンさん、長官、エマが一人の男を目掛けて進んでいく。
「あなたに話を聞きたいんだけどいいかしら?」
エマが制服から手帳の様なものを出し、男に見せつけた。
おとなしくエマに連行される男。
「善行、彼は例のコント番組の有名な役者だよ」
エマは一通り聴取が終わったようだ。
コピがエマの思念から情報を教えてくれた。
なんでも、コントを盛り上げるため、早着替えとか二人羽織とかするのに
自分のアバターだけではなく、他の数多くのアバターを使いたかったのが
きっかけで、アバターを盗んでいたらしい。
それだけで盗んだにしては数が多くないか?
やっぱり、オッサンハーレムを・・・
「善行、そっち系か?」
違うわぃ。
いや、一人で複数のアバター着まわして楽しむなら?
コピがドン引きしてる。
っていうか、アバターの着せ替えって可能なのか?
「閻魔庁に認められている人は可能だけど、一般の人は無理」
・・・・じゃあ、盗まれたアバターは一般の人からどのように剥ぎ取ったのか?
ましてや、タレコミだけで事件が解決とか、なんかおかしくないか?
そのタレコミは誰からのものか?そもそも、そのタレコミをなぜ信用したのか?
とか突っ込みどころは色々あるけど。
フラグじゃないよね・・・・。まぁ、あとはリンさん達に任せよう。
そうそう、オイラは本来サラリーマン。
やばい、仕事どこまで終わらせたか忘れちゃった。。。。
ケセラセラの精神で行こー。
同時刻、エマ家の部屋に有る善行のデスクトップPC。
某探偵倶楽部よろしく、ピコピコ音とともにテキストが現れた。
あっけなく事件は終わりを迎えた・・・。
・・・つづく




