28.広める料理を決めるようです
そんなこんなを経て、片っ端から一通り食べ終わった一行は、ドリンクを
持ち寄ってまったりモードに入っていた。
候補として、
ラーメン、うどん、そば、カレー、ピザ、ハンバーガー、パン
が挙がっている。
パンは料理か悩んだが、いろんなバリエーションを作れるからという理由で
候補に選ばれた。
「よし、善君。これらの料理をあっちの世界で広めれば良いんだね。」
「ちょっと待ってください。広め方にも工夫が必要だと思います。」
候補の料理を全部の町で作り始めても、どの町でも一緒のものしか
食べられなくなってしまう。
だから、各町に一つずつ料理を設定していったほうが良いと考えた。
A1はラーメン、A2はうどん、A3はそば・・・・と言った具合。
今98の町ができているので、大体14の町で同じものとなるけど
ラーメンと言っても醤油ラーメンなのか、味噌ラーメンなのかとか種類が
有るので、14の町で違う味にすればよいと考えた。
ラーメンって14通りもあるんか?という疑問は有るが、微妙に味変
すればワンチャン何とかなると思う。
「なるほどね。善君。後はどの町に何を設定するかだけど、私たちの世界に
戻って検討を進めましょう。」
リンさんが念じて一瞬で閻魔庁の会議室に。
「M497はどうしたんですか?」
「私たちがこっちの世界に戻ったと同時に、三途川駅に戻ってるわよ」
なんでもM497はリンさんと紐づけられた存在なので、リンさんがこっちの
世界に存在するときは、こっちの世界でしか存在できない。
勝手にオイラの世界に存在することはできないので、勝手に戻ってくる仕様
だそうな。
「じゃ急いで検討始めるわよ。こういう時、善は急げって言うんでしょ?」
3人の視線がこちらに集中する。
「だからか!!!」
3人がハモる。違うわい。




