25.具申するようです
エマがノリノリでハンバーガショップ店員のコスプレして、調理してる。
あっという間にリンさんのオーダーが完成した。
「これよこれ、この独特のソースと肉の相性がいいのよね」
その後、同席していた全員にエマがビッグマックセット、アップルパイを配り、
最後はちゃっかり、自分もご相伴にあずかってた。
「善君。この世界にハンバーガーショップを展開するわ。」
「すみませんが、それだと、他の町に行った時の楽しみとか食文化を広めることに
ならないと思います。それぞれの町で独自の食べ物を広げ、他の町との交流を
通じ、この世界に食文化を広げるというのが良いと思うのですが。」
テッテレー。どこかで聞いたレベルアップの音が聞こえた。
「改善のスキルが上がりました。」
会社でお前は業務を改善する意思が見られないとか、さんざん言われてただけに
ちょっと嬉しかったりする。
「やるな、おぬし!!して、どのように広げると?」
リンさんが冗談ぽく聞いてきた。目は本気だ。
「まずは、誰でも念じれば食べることができる様にしたいので、手の込んだ料理
ではなく、ファーストフードなどから始めるのが良いと思います。」
その後、あれやこれや議論して、肝心なことが抜けていることに気が付いた。
各町に食べ物を広げようにも、リンさん、エマが食べ物を色々知らないと、
こっちの世界に持ち込めない!!
オイラがやっても良いんだけど、やっぱりこっちの世界の人が理解して広めた
ほうが良いと思う。いや、オイラが楽したいからじゃないぞ・・・多分・・・。
ふと、エマの顔を見ると、すごいニヤけた顔になっていた。
「これは、食べ物を食べに視察に行く必要がありますねっ」
「エマ、ナイスアイデア!!」
そのとき、コピは言った。
「食べ放題に戻ろう!!」
せっかく逃げ出したのに、問題児3名様ご案内・・・・




