21.食べ放題に行くようです
「この店は食べ放題だから、好きな料理をいくらでも食べていいんだぞ」
と言ったそばから有り得ないことが・・・・コピがチョコレートファウンテン
に狙いを定め・・・
「コピ、ダメでしょ!他の人たちが食べられなくなるでしょ」
いやー、コピがチョコレートファウンテンからチョコを直飲みしようとしてた。
危うく、出禁になるところだった。たまの贅沢に来てたから、出禁食らうとね。
しかし、エマもさすがに何度かこっちの世界を視察してるから・・・・
「エマ、料理は取り皿に取ってきて!トレーごと持ってきちゃダメ!!」
その後も、コピが器用にケーキを積み重ねて大量に持ってきたり、色々な
トラブルが続いた。
心のオアシスがまた一つ消えてしまう・・・・。
このままでは心が持たない・・・・。
チーン チーン チーン チャッチャーン!あれっ、この音はTEAMSの呼び出し音。
「善君。聞こえるかね。わしじゃよ。」
コピがしゃべってるわけではないが、コピから聞こえる。
「トラブルが発生したので至急こっちの世界に戻って欲しいんじゃ」
よく見ると、周りの人たちの時間が止まっているようだ。
スープを掬おうとしている人のスープが空中で停止している。
「わしの権限で、一時的に君たちの時間を1万倍速にした」
つまり、今普通に会話しているこの時間の流れは、周りの人たちには
早すぎて見えない、聞こえないということらしい。
「エマ、3人で三途川駅に来てくれ。待ってるぞ。」
この場から逃げ出せてラッキー・・・のはずだけど・・・なんか、ヤバそう。




