表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
102/359

101.リン直伝が始まるようです

料理と変な知識について、シャーロットさんのメイドさんたちに質問攻めに遭い、

リンは息絶えていた。

途中からはエマ、コピも参戦し、料理から違う方面に走り始めたので強制終了!

オイラの部屋入室禁止って脅して・・・。教本が見れなくなるから・・・・。

にしても、100名来られてもここじゃ教えられないよな。

「エマ、何とかならないかな?」

エマは誰かに電話を始めた。

「閻魔庁のスタジオを借りられたよ。これでなんとかなるんじゃない?」

よっし、じゃぁ移動し・・・ませんでした。運転手がおらんじゃないの。

DMVでアメリカのスクールバス仕様だからちょっとお手上げ!


シャーロットさんとフィオナさんはどこに行ったんだろ?

「コピ、シャーロットさんたちどこに行ったの?」

「飲みに行ったぞ」

はっ?シャーロットさん、あの格好で?コスプレ感が半端ない状態で。

「シャーロットさん、酒強いよね?」

「第一世界に視察旅行来て、何度か一緒に飲み行ったってフィオナおばさん

から聞いてる。第一世界の酒は異界の酒と比べ物にならないほど美味いって

言ってたぞ。」

まぁ、あの二人はほっぽっててもいいか。

じゃあ、117系で移動するしかなさそうだな。

「諸君。今から料理の世界に邁進しようぞ。付いて参れ!」


リン、すっごいテンション高いな。

地下トンネルを抜けるとすぐに三途川駅に到着、駅前の閻魔庁に集団で移動する。

1階のエントランスを入ってすぐにスタジオがあり、すでに料理スタジオモードに

セットされていた。

100名全員に個別のキッチンがあり、壇上にはリンのキッチンセットが準備

されていた。


これから10日間、このスタジオで ”リン直伝” 料理教室が開かれる。

全員にキッチンがあるので実戦形式で行われる。

 1日目~3日目:調理技術の基本 包丁の使い方、火加減など

 4日目~6日目:食材の基礎知識 さしすせその使い方や食材の選び方

 7日目~9日目:簡単な料理   ご飯の炊き方、卵焼き、カレーライス

 10日目   :卒業検定

しかも、今回はTVの生中継で放映される。実はこれ、オイラのアイデア。

今後彼女たちが各町のカルチャーセンターで講師として勤める際、テレビで見た顔

の人が教えるのと、知らない人が教えるのとどっちが良いかという話。

行ってみれば ”リン直伝” のブランド価値を上げようというものだ。


「実況はわたくしロボリオ、解説はシャーロット様、フィオナ様でお送りします」

飲み行ってたんじゃなかったの?あの二人。だからシャーロットさんドレスだったのね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「シャイな鉄ヲタが何かをするようです」
の補足事項は本文に記載してしまうと脱線しそうですので、
「シャイ鉄 補足事項」として記載していきます。

登場人物紹介、世界の成り立ちなど、本文に書ききれなかった
補足内容について記載していきますので、よろしくお願いいたします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ