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理不尽がテーマ
「今からでも遅く有りません、名も無き白様の信徒になるべきなのです。貴方様は」
「気をつけてクー・フーリン、狂った名も無き白の信者の魔族だと出てる、勝てるけど君の全力は要らないけど強いよ」
「ほー絶滅した魔族か、まあ切り札ぐらいは有りそうだな」
「残念です、ですが此処は異界、もう私が支配しました、黒の使徒の力の一部とは言えもう人質は取って有ります、その戦士を頂きましょう、止まれ!」
その言葉を聞いて会話は無くなる。
「その戦士の呼吸も止まりました、ロマン様には効かないでしょうが国全体に洗脳をかけることも可能です」
「んで俺が何だって?」
「…驚いた、この世界の力に抵抗できるなど」
「俺の名はガーランドが本名でな、戦神アーディオンから異世界の戦士の名クー・フーリンを貰ったんだ、英雄様様だな、この程度で止まるならロマンは手こずらねぇよ」
「しかし槍一本で勝てますかな?何も用意して無いと?」
「抜かせ、そんなことやって見なきゃ…分からねーだろ!」
クー・フーリンが高速に槍を突き出して仕留めにかかるが魔族はどこからともなくビットのように盾を出して操り防ぐ。
「この盾は世界を破壊するほどの力を防ぐ障壁を貼ります!無駄です!」
しかし何枚も貼られた障壁が割られて行く。
「なんですと!?」
そして盾に到達して互いが腕を反発し合う。
「一つだけだと思うな!千、万、億、兆、用意したわ!」
幾つもの盾を使うが障壁は破られ、盾が欠けて行く、目に見えぬ連続槍に遂に一つ盾が壊れ、爆発が起き、魔族は後ろに吹き飛ばされる。
「く、ありえない、しかしたかが盾を一つぐらいで…」
クー・フーリンは何も言わず、高速突撃して盾が防ぐたびに今度は破壊されて後ろにドンドン吹き飛ばされて行く。
「なぜだ!なぜだ!なぜーーーーー!」
そして途中でクー・フーリンが戦闘を辞める。
「このまま殺すのは簡単だな…次はお前が来い」
「勝者のつもりですか?舐めるな!コイネガウ、ゲンショノシロヨ、イダイサヲシメセ!ビッグバン!」
猛烈な破壊が起きた、多少あった地形はなぜか変わらず破壊の後を示すが完全破壊には至らない。
「さすが黒の使徒の世界、破壊出来ませんでしたが黒こげになりましたね」
魔族は気付かないクー・フーリンが炭で形を保っている異常性に
「私の勝利!黒の使徒には魂すら消されるでしょうが脅しにはなります!」
「俺には根性免疫耐性って言う能力が有ってな、誰も使えない糞見たいな能力だが俺みたいに凡人には縋る思いで取った能力なんだよ」
黒こげになった炭が人に再生して行く、服もだ。
「後は勝手に考察しな、戦神アーディオン様からの啓示だクー・フーリン能力を専用回路として作るとな、そして広めると」
「ありえない…なぜ、消滅しない…」
「ロマンからこれやると怒られるんだが気を巡らせて使ってやる」
クー・フーリンが地面に槍を刺すと魔族は空に投げ出されたように天地が回転する。
「この世界を光速で叩きつけてやるぜ」
世界は破壊された。
表現不可能な凄惨さだった。
世界が破壊されたので急いで世界を修復する。
魔族は地を這いつくばり、まだ生きている。
「しぶとい野郎だ、だが免疫はついた、盾にも対応した紙当然だ、だから後ろに居る二人は邪魔するなら消すぞ?」
クー・フーリンの後ろに男が二人
「別に殺すのは構わん、魔王として裏切り者の魂から記憶を調べに来た、勇者も同じだ」
「どうしても魂ごと消したいなら良いけど記憶ぐらいは欲しいかな勇者としては」
「はぁ…ロマン見てるんだろ?判断してくれ」
ロマンが現れる。テレポートで。
「情報交換するなら別に良いですよ?アドレス教えて貰えます?」
「別に魔王として構わん、勇者も同じはずだ、アドレスを渡そう」
互いにアドレスをVRらしく交換してそして、
「クー・フーリンやって、止めを」
盾を貫通して頭に槍が刺さる。
「がっ、」
そして爆発する。
天へと登る大きな柱だった。




