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鐵拳好漢  作者: 東武瑛
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日本剣士

女が屋敷に帰ってくると部屋で黄がキセルをふかして待っていた。

「やはり、やられたか?」黄は女に言った。

「お兄さん、行ってきてよ」女が言うと黄は「俺が行くと殺しあいになるぞ。若造1人の為に馬鹿らしい」黄はキセルふかし、立ち上がると部屋を出て行った。

その頃、街に日本剣士がやって来た。

剣士は酒店に入ると酒を注文し飲み始めた。

そこに賭場の男達が入って来た。

男達はテーブルを囲んで酒を飲み始めた。

「全く姉貴には付き合いきれんよ」

「あんな若造、ほっときゃ良いのに、エライ迷惑だ」

日本剣士は聞き耳立てながら酒を飲んでいた。

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