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忍者の襲撃
満月
真夜中の街に忍者が現れた。
「陳の奴、この街に潜んでいるかもしれん」
「捜そう」
忍者は散って行った。
武館の部屋で陳は寝ていた。
「ムッ」人の気配がした。
起き上がって窓から外を見る。
「フム。怪しいな」
陳は外に出て身を潜め気配を伺った。
ババッ
突然、忍者が現れた。
「ムッ。感付いたか」
陳は中庭に立て掛けてある棍を手に忍者と一戦交える
外の様子に気付いた李が中庭に出て来た。
忍者は煙幕の中、消えて行った。
「どうした」李が問うと陳は「狙われてましでね」と答えた。
「賭場の奴か?」
「いえ、忍者です」
「忍者?」
「奴等、これを狙ってます」そう言うと陳は腹巻きから地図を取りだした。
「何の地図ですか?」李が問うと「何の地図だか分かりませんが預かってくれ、と頼まれましてね」陳は答えた。
「フムゥ」李は首をかしげた。




