表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鐵拳好漢  作者: 東武瑛
2/15

イカサマ賭博

街に着くと若者は賭場を覗いた。

部屋の中は欲に狂った男達の熱気で蒸し、タバコの煙が充満している。

テーブルの中央には胴元と見られる熟女がタバコを吸っていた。

女の後ろには屈強な男達が二、三人、控え、鋭い目付きで監視していた。

若者は少し賭けてみたら勝った。

その金を元手に賭け、さらに勝った。

それを元手に更に賭けると勝ち、賭場を出た。

若者が賭場を出ると女が目配せし男が賭場を出て行った。

若者は酒店に入り酒を飲み始めた。

店に賭場の男が入って来て若者に言った。

「お兄さん、イカサマやっちゃいけないよ」

「イカサマじゃないぜ。そっちこそイカサマやってるんじゃないの?」若者が言うと「ナニッ。貴様、小僧の分際で何言いやがる」

「そっちこそイカサマやってるんじゃないの」若者が言うと「黙れ、小僧」と男が言った。

「喧嘩やる気?あ、そう。じゃ相手になるぜ」若者が言うと男は若者に殴りかかって来た。

若者はかわし、テーブルを蹴飛ばし、男に蹴り込んだ。

「ウグッ。やるなコヤツ」男は若者に蹴りを出すが当たらない。

若者は飛び足刀を放ち、これが男の顔面にヒットした。

「クソッ」と言いながら男は去って行った。

「さてと女の所でも行くか」と若者は言い、店を出た。

その様子を女が見ていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ