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鐵拳好漢  作者: 東武瑛
14/15

忍者再来

英風武館

陳が黄の快方をしている。

「入門したい」黄は陳に言った。

「先生の許しがあれば入門出来ますよ」

そこに英風が入って来た。

「李先生。入門させて下さい」黄は李に言った。

「良いですよ」と李は答えた。

皆が寝静まった深夜。

再度、忍者軍団は英風武館に潜入した。

「今度こそ抜かるなよ」

「承知した」

忍者は英風武館の中庭に入った。

「陳の居場所を探すのだ」忍者が部屋に入ると灯りが着いた。

「シツコイよ。お前達」気が付くと忍者の前に陳が立っていた。

「これが欲しいだろ」陳はそう言って忍者の前に巻物を出した。

忍者達は陳に襲い掛かって来た。

が、陳は忍者達をあしらった。

「何事か」

李も起き出して来た。

李は棍を手に忍者をあしらう。

「引け」そう言うと忍者は家の外に逃れようとした。

「そうは行くか」と陳は網を投げ忍者を捕らえた。


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