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鐵拳好漢  作者: 東武瑛
11/15

忍者の来襲

賭場の屋敷では女が黄と話合っていた。

「陳の野郎にお灸を据えたいのよ」

「フム。では、ちょっくら武館に行って見るか」

「そうこなくっちゃ。兄さん頼みますよ」

「わかった、わかった」そう言って黄は部屋を出て行った。

夕方

黄は武館の前に立った。

「気が進まんのう」黄はそう言うと中庭に入って行った。

中庭で稽古している男に声をかけた。

「李先生はいらっしゃるか?私は黄と言う者。先生にお会いしたい。」

「どのような御用件ですか?」

「陳と言う男の身柄を引き取りたい」と黄は答えた。

「それは出来ませんな」

李が中庭に出て来て言った。

「やはり、そうか。では試合をしたい」

黄が言うと李は「わかりました。明朝御相手しましょう。今日はお引き取りください」

「わかった」と言ってウォンは帰って行った。

忍者が街に現れた。

武館に着くと煙幕を投げ込む。

煙に気ずいた李と陳は中庭に出た。

煙幕の中、忍者が二人に素手で襲いかかって来た。

早川も外に出て忍者に抜刀を浴びせた。

李と陳は棍を持ち忍者を撃退した。

忍者は散り散りになって逃げて行った。

「しつこい奴等だな」陳が言うと「深手を負ったはず。しばらく来ないだろう」と李は言った。

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