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鐵拳好漢  作者: 東武瑛
10/15

地図

その頃、

忍者達は街外れの小屋に集まり謀議を重ねていた。

「陳が武館にいる事はわかったが入りこむのは難しい」

「武館を焼き討ちするか」

「その混乱に乗じて陳を生け捕ろう」

「よし、夜になったら決行だ」

武館では李の門弟達が中庭で稽古していた。

そこに日本剣士がやって来た。

「頼もう。私は早川龍之助と申す。李先生とお会いしたい」

「わかりました。先生をお呼びして来ます」門弟の1人が部屋の奥に入って行った。

しばらくして李が出て来た。 

「早川殿、よく来て下さった」李は歓迎の意を表した。

「お元気そうで何より」早川は言った。

「さあ、中に入って下さい」李が言うと早川は従った。

「早川殿。弟子に陳と言う者がおりますが忍者に狙われています」李が言うと「ほう。何故でしょうな」と早川は言った。

「陳は地図を持っていて、それを狙っているようです」

「フム。陳さんと会ってみたいですな」

「呼んで来ましょう」そう言って李は中庭に行った。

陳は功夫の練習をしていた。

「陳、ちょっと来てくれ」李が言うとチェンは部屋に来た。

「こちらは友達の早川殿」李が早川を紹介した。

「陳さん。地図を見せてくれませんか」

「わかりました」と言い陳は腹巻きから地図を取りだした。

早川は地図を見ると言った。

「これは日本が中国に拠点を作る場所の地図ですね」  


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