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(きみ)

作者: 学生A


ぶるぶるぶる

「あはははははああああああああああああ」

トイレに逃げ込み手が震える。

何これ、馬鹿みたい。

ただ1人になっただけで震える程怖いなんてどんだけ弱いの(笑)

こんなんじゃ駄目、教室に戻ろう。

誰も話しかけてはくれないから読書。

ああ、だから小説が好きなの。僕だけの世界にしてくれる。


ピコン

「なんで途中で学校帰んの?話し合いも出来ないじゃん」

話し合いなんてする気もないのにね。

でも精一杯気を使った返信した。

ピコン

「あんたにそんな権利なんかない」

ああ、だよね。分かってたのになあ。

ピコン…ピコン…ピコン…

怖い怖い怖いこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいやめて


なれって本当にあるもの。いつの間にか1人に成れた。

たまに話しかけてくれるあの子がいればそれ以外は小説きみが相棒。

こんなクズを癒してくれるのは小説きみだけ。

こんなクズに優しくしてくれるのは小説きみだけ。

ありがとう小説きみ


ああ、消えたい。



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